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GRAVITY

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熱のこもった砂のような部屋
焼き尽くされたあとの灰から並び立つ
わたし達の流れている生命
眠りの繭の中で流れている音
真っ白の布がひらりひらりとわたしの目の前に揺れ
粒のような感情がひとつずつ眠りに落ちていく
右腕のだるさと意識の混濁
バグのような現実とグリッジのような風景
空間がわたしの前に膝まづく
目の奥の微笑み
レモネードのような柔らかい硬さとしなやかさ
沈んでいく

#詩
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