【目が覚めているのに体が動かな | なっちゃんの投稿-Gravity SNS

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なっちゃん

2025/03/14

【目が覚めているのに体が動かない金縛り現象】
「金縛り」と呼ばれる現象があります。寝ている時にふと目を覚ますと体が動かず、助けを呼ぼうにも声も出ないという状態が数秒から1〜2分続くことです。よく「霊のしわざ」と言われますが、実はこの金縛りは、睡眠の状態お脳の働きに深く関係した現象なのです。
人間には、眠ってから目覚めるまで、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠の時は大脳皮質への刺激が盛んで、それが脳に蓄積された記憶情報と結びついて夢を見ると考えられています。またレム睡眠の時は、眠っているようでも脳は活発に活動し、眼球運動が活発になるという特徴があります。眼球運動を司るのは脳の「脳幹」という部分で、脳幹が活発に働いている時ほど、あれかに追いかけられているといった怖い夢やドラマチックな夢を見ていると考えられています。
金縛りもこのレム睡眠の時は自律神経が活性化し、脈拍や呼吸数が増えるなど、寝ているというのに、やや興奮したような状態にあります。意識は半分目覚めているのに筋肉は力が抜けて動かせないため、身動きのできない金縛り状態が起こるのです。
#心理学