投稿

空栗鼠
『サラダデイズ』
DCハードコアパンクシーンを当時の関係者やアーティストのインタビューを交えて振り返るドキュメンタリー。
DCハードコアパンクはMINOR THREATとFugaziくらいしか知らなかったんだけど、彼らが出てくる土壌みたいなのがわかって面白かった。
ロンドンやニューヨークのシーンと違って、実は田舎で、街の産業は“政府”しかないってのが面白い特徴で、実はバンドマンも育ちがいい裕福な若者が多かったみたい。
あと、人種的に様々な人たちがバンドをしていて、最重要バンドとしてBad Brainがあげられたり、ゴーゴーシーンなんかの影響なんかもあったみたいで興味深かった。
注目すべきは“Straight Edge”といわれる思想。
ロックといえば、酒、タバコ、ドラッグといったものが必ず着いて回るが、イアン・マッケイはこれらを全て否定し、当時のロックカルチャーに対するカウンターとして強力な思想だったんだなぁ、と思う。
みんながドラッグやってるんだから、俺はやらない!それこそがロックだ!ってめちゃくちゃかっこいいやん。
自分が当時のDCに住んでたら絶対に崇拝してたと思う。

Straight Edge
関連検索ワード
コメント