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とも

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寺地はるなさんの「白ゆき紅ばら」を読んで。

人は怖いけど、それでもやっぱり誰かと繋がっていたい。

人は怖いけど、それでもやっぱり誰かと繋がっていたい。

人は環境によって、側にいる人によってかな、本当に良くも悪くも変わってしまう。周りの人の声が自分の可能性を消してしまう物なら、それが自分自身に掛ける声になって、何もできないと思ってしまう。そんな事ないって言ってくれる人がいるのは、奇跡みたいだ。自分もいつか誰かに手を貸せる人になっていたい。世界は生きるに値するって言える側の人間でいたい。

小さい子供に対して怖い見方をする人達の話は、嫌悪感がすごくある。ここにこうして書いてる事も嫌なくらい。志道さんが本当に嫌いだ。美奈子さんも嫌いだ。辛かったらお酒に逃げるのは何だかとてもくだらなく思えた。

人にどう思われるとか昔より気にしなくなったけど、完全に逃れる事は出来なくて、いろいろ落ち込む事はある。祐希さんみたいにお金を盗んだとか嘘をついて嫌われるのも、離れたい人がいる時には良い方法なのかもと、少し思ってしまった。

祐希さんと紘果さんの関係は、説明も必要なくて、理解されなくても、強くてお互いにとって大切な物だった。2人がそれぞれにとって幸せになるようにと心から願った。

最後に思った事は、人は怖いけど、それでもやっぱり誰かと繋がっていたい。

読後の心は少し重いけど、希望も感じて、読んで良かった。寺地さんの作品、また読んでみよう。

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