三ッ寺会館の寿司屋で寿司を食う | 痩せるの投稿-Gravity SNS

埼玉県八潮市の道路陥没のニュースをこまめに見てしまう。
なんでだろう。
あまりにシュールに感じるからかもしれない。

都会の道路に突然できた穴。
ここにトラックの運転手が落ちた。
28日午前9時40分頃のできごと。

29日午前1時すぎには、もう1つの穴があき、看板を飲みこんだ。

29日午前3時前。
トラックの荷台が穴からつりあげられるが、74歳の男性は、まだ運転席の穴のなか。

30日午前2時半ごろ、2つの穴が1つに。
最初は直径10メートルだった穴が、４０メートルとなった。

まるで、人が覗けば覗くほど、大きく成長していく怪物みたい。
人間の足元では怒りが濁流となって唸ってる。

…むかしの人なら、こんなふうに考えたかもしれない。
暗くてよく見えない穴という存在が、想像力を刺激するのだと思う。

それはさておき、元レスキュー隊員による推測だと、地下15メートルにある直径4.75メートルの下水道管の中に、トラックの運転部分が落ちて、流されていった可能性もあると。

ということは、別のマンホールから地下に降りて、下水道をつたって、下からの救助もありえる。
ただし、上からのクレーンによる掘削と同じで、問題は、救助隊員が土砂に巻き込まれないようにしなくちゃならないことだ。

31日の午前9時40分で、事故からまる3日が経過した。
人命救助のタイムリミットの目安「72時間の壁」を過ぎてしまったが、これに関しては科学的な根拠はないという説もあった。

今、地上で進められてるのは、穴へのスロープ作り。
クレーンで穴の中の瓦礫や土砂を取りのぞいての捜索活動をするため。
明日1日の夕方からの重機投入を目指す。
2日に雪や雨が降るとの予報があるからだ。

穴に降りたら、まずは音響探知機で男性の生存確認をするのではないかと言っていた。

これが全力だとしても、人命救助を考えると、遅い。
別のマンホールからロボットを入れて、地中のなかを進んで男性を見つけるなんてこと、できないのか。

人間の仕事があまりにアナログで、結果を重視したいと思ったら、やりきれない気持ちになる。
もうすべて、AIやロボットに任せることを念頭に世界が進んでいってほしい。