風呂入ってたら思いついたやつ私は自他ともに認める犯罪者だ。犯罪者とは世界を混乱させ、社会のデキモノのようなものだだが今私は世界に希望を与え、女児達の憧れの的へと変貌にしてしまった。(なんでそんなことしなきゃならねぇんだよ!!)まだ若い男が声を荒げる。それは狭い監房に響き渡った、目の前にいるひげ面の男は冷静に答える。(国家からの命令によりあなた達を魔法少女として労働して頂きます)言っている意味がわからない、このジジイはなぜ平然と頭のおかしいこと真顔で答えられるのか、一切わからない(つか俺男だぜ?どうやって魔法"少女"にすんだよ?手術でも受ければいいのか笑?)私が嘲笑うと、ジジイは硬い口元が緩み言った(犯罪者なのに物わかりが良いですね)クソジジイは嘲笑しながらそう答えた。(は?)そこから私の記憶は途絶えたうるさいアラームで起きると、私はピチピチの女子へと変貌していた。何度鏡を見てもいつも飽きるほど見た無愛想ヒョロガリ体型の男の姿はなく、キラキラと青春を謳歌していそうな女子が目を細め、鏡にメンチ切っている。(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!?!?!?)声も可愛い(どうですか?素晴らしいセカンドライフの第一歩を踏み出した感想は?)あのクソジジイが問いかける(どうゆうことだよ!?!?!?簡潔に話せ!!!!)クソジジイは困惑した表情でこちらを見る。つかなんであんたが困惑してんだよ?(言いましたよね、聞いてませんでした?聴力検査でも受けます?)こいつの言葉はいちいち気に障る(言いましたよね。あなたには魔法少女として労働してもらうと、その第一歩が手術です。)うん、やっぱ無理だこいつ、気に障る。(あなたに休息の時間などありません、さっさと労働してもらいますよ)その瞬間花瓶が揺れた、その数秒後大きな揺れが私達を襲った。(は?地震を?)クソジジイは平成初期のギャルがデコったみたいな手の持ち場のない棒きれを渡してきた。(行きますよ)ジジイは私を持ち上げて、窓から勢いよくぶん投げた。(ぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!!!)