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ゆゆ(18)

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~帰路にて~

???「あの…これ落としましたよ?」

自分「えっ、あぁありがとうございます。」

普段から定期やらイヤホンをポッケに突っ込み登下校していることもあり、歩いている最中に物を落とすことに特に違和感を覚えなかった自分がいた。
やっぱりポケットの浅いジーンズに入れるのはよくないか…なんて事を考えながらその落とした「モノ」に目を向けようとした…が、その刹那ある違和感を覚えた。そう、ポッケから定期とイヤホンの感触が布越しに伝わってくる、つまり「何も落としていない」のだ。
…では今目の前の人物が拾い上げたモノは一体何なのか、その矛盾した事実の真相を確認するかの如く自分は拾い主の手にある「モノ」に目を向けた。そうして視線に飛び込んで来たものは
……「単位」だ。「単位を落としていた」のだ。
その事実を理解するのにそう時間はかからなかった。なぜ単位が実体として存在するのか、なんて事を考える間もなく身体がそのブツを欲するよう動いていた、が……一瞬だった、一瞬の内にその「単位」は拾い主と共に視界から姿を消していた…。一連の出来事に取り残されたように立ち尽くす一人の学生。駅内を行き交う人々、鳴り響く電車の発射合図、いつもの日常だけがそこにはあった。

今日お昼寝中に見た夢の話
単位くれよ
GRAVITY4
GRAVITY8