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何となく人に話すようなことでもないな、
というひとりごと
音楽
読書
散歩
自然

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あなたを目一杯抱きしめるには羽は固いしもっと柔らかく抱きしめたい
蛇だとぎゅうぎゅうできなくて象だと抱きしめられなかった

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親友に名前を呼ばれるたび宇宙へ

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ぽっと出の人類が悩んだりしてる

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可愛かった好きになった

あんなつぁ

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手紙を貰いたい

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見届けたいなー2222年のあなた

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その間私はひとりではない気がします。
その間はひとりでもふたりです。

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綺麗な森が出てきたら、私はその森に行くことができた
熊やリスや恐竜と、お茶を飲んだりしていた
みんなが持ってきた木の実やクッキーを食べて

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ひとりで観覧車にだって乗れるし博物館だって焼肉だってひとりで行けるけど
でも誰かと一緒にいることを肯定していたい

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仕事へ行ったり
学校帰りに神社へ行ったり
猫は公園で寝ているし
おじいちゃんに煮干しをもらって
おばあちゃんは散歩をしていて
鳥はちゃんと人間から逃げる

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確実に途絶えさせていましたので

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リビング=ぽかぽか
玄関=ギリ不安
外=安心じゃない

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でも記憶が残っている限りはセーフとしている

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お互いの不完全なところを抱きしめあって生きていますか
砂漠にいるものや深海にいるものも

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私が覚えてない私が言った言葉を

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大きい靴下を見つめる目が愛おしそうだった
ルンルンで帰ってる

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きっと好きな本は1番上に並んでいるだろうし、どんな本を読んでどう思って、どんな本であなたができているのかを知りたい

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森の中で暮らす1匹の熊になりたい
お粥好きじゃないんだとか言わないで

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行こうと決めていた散歩にも行っていないし、食べようと決めていたお蕎麦も食べていない

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いつもうじうじ足踏みばかりしているくせに、気持ちだけはどこかに行きたがってる

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キャベツはどうした?

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最近はひとつ悩みが消えて、不安が増えたし。

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そこに黒い絵の具や白い絵の具が足されていく感覚がある
だから一度黒が混ざってしまうと、以前のその人を思い出すことは出来なくて
どんなに白を足しても暗い灰色からは戻れないんだと諦めている

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彼らは今を生き続けるだけで、未来を考える必要すらないのかな
来世はサンゴ礁などになりたい