
そーた
現役の現代アーティストです。アート界にご興味ある方、なんでも相談に乗ります。
アート

そーた
現代アートの世界においては、5種類のプレイヤーがいる。
ギャラリー
アーティスト
コレクター
批評家
美術館
である。
この5つの役割はそれぞれにあって、まずギャラリーがアーティストをピックアップする。で、コレクターに販売する。批評家はその様子を見て批評を書く。それを読んでコレクターが増える。ギャラリーはさらに大きなプロモーションをする。その中には美術館学芸員がいる。美術館で個展があると、国際的なアートフェアに出やすくなる。しまいには日本を代表するアーティストとしての地位が確立する。
こんな感じ。もちろん自分はその道半ばにいる。
このしくみを知っているのと知らないのとでは、大変な差がある。


そーた
今の日本のアートマーケットは、その取引額の規模が世界全体のおよそ100分の1しかないことをご存知でしょうか?
ですから、日本人アーティストが国際的アートフェアに出ることが重要となっています。マーケットがそれだけ拡がるからですね。
なんせ、日本には顧客がいないわけです。
しかし、詐欺まがいのアートフェアへの勧誘もあり、個人で出るのはおススメできません。国内のアートギャラリーの取り扱い作家になるか、所属作家になるかが必要となってきます。
ならば、まずその取り扱い作家になるために必要な素養とは何か?
ただ美大・芸大に行くだけでは、そうしたアーティストが本来持っていなければならない実力は養成されません。逆にアートギャラリーの中には、経歴には関係なく、実力で判断してくれるところもあります。
また、大勢のアーティストがチャンスを求めて国外に出ていき、そして戻ってきます。なぜか?
それは、海外に出るだけでは、日本人アーティストとしての証明がなされないからです。つまり、その国を背負っている、という賞賛が国際的舞台では必要不可欠なのです。
つまり、日本で愛されて初めて、国際的舞台に立つ資格が手に入ります。
そうしたノウハウは、写真にある本、小山登美夫著「お金から見る現代アート」に載っています。私も小山さんには何度かお会いしたことがありますが、素晴らしいギャラリストです。
タイトルはちょっと「?」ですけど、これはギャラリーの顧客拡大のために書いたのでしょう。しかし、アーティストにこそ読んでもらいたい一冊です。絶版ですので、古本か図書館で読んでみて下さい。
私は国内有数のアートギャラリーの専属アーティストです。


そーた
作品は売れると確かに嬉しいのですが、なくなってしまうため、「いいな」と思っていてもなくなるのは残念です。
しかし、気に入って飾ってくれている写真をいただくと、これも嬉しいので、プラマイゼロなのかなと、最近は思うようにしています。
(画像はヴォルフガング・ティルマンスの個展)


そーた
例えば、今の日本のアートには、アニメキャラクターのような架空の存在をかたどった立体作品がありますが、それも彫刻として分類される、れっきとしたアート作品となります。
海外では、そのようなアーティストも需要があるため、フリーのイラストレーターや、造形師の方がアートの世界に入ってきて、成功を納めることも現実に起こっています。


そーた
当たり前ですが、売れるアーティストになるためには、それなりの努力が必要となります。それは、会社で業績を上げるにはどうしたらいいか?とか、そんなことではなくて、一見、なんの意味のないことに、実は意味がある場合があります。
コレクターは、そこに魅力を感じたら、飛びつくのです。しかし、それには「裏付け」が必要なのです。


そーた
自分の持っている情報、ノウハウが役に立てばいいなと考えています。
香港バーゼルにこないだ行ってきましたが、日本人も結構いました。
アートをご存知ない方のために言うと、アートは色々なアーティストの階層の集まりのような場所です。つまらない作品を作るアーティストもいるし、そうでないアーティストもいます。


そーた
見返りなどは求めていません。あくまで友人として話したいので。


そーた
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そーた
ですので、素人でもプロを目指せる。
ご興味ある方はメッセージ下さい。惜しげもなく、現代アート業界の最新の情報を基に対応させていただきます。


そーた
