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きゅてれいあ

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美味しいもの、素敵なものは心の栄養だと思っています。 こちらでたくさんのであいが楽しみ💕 だけど1対1の出会いはNG。既婚者です。 人生100年の半分を過ごしたから 後は楽しむことしかしないよ☺
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きゅてれいあ

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関心領域
観たいなと思っていたけど、
ルドルフ・ヘスの家庭と知って、
観るのが恐ろしくなってる。
自分の中に潜む「悪の凡庸」を見せつけられそうな気がして、すでに鬱になりそう。

ネオナチの信奉対象になっている彼と、
反ネオナチ・反右翼過激派活動をして、
一族から裏切り者扱いをされている孫のライナーさん。
ライナーさんは、祖父のしたことの罪滅しで。じゃないんだよね。
これは皮肉というか、日本での華族の子息が社会主義思想に走った感覚に似てるのかな

ルドルフ・ヘスが死刑判決になっていないことからも、上官の命令を受けただけ。仕事だからってだけの意識だったんだろうな。と思っている。
だからと言って彼を擁護する気はなくて、ロンメルのような良心やゲーリングのようなドラマチックさもない。
本当に小物感しかなくて、冴えない中間管理職の印象。
そんな彼を持ってこられたら、変に身近に感じて余計にこちらの良心を問われているように感じる。
独語タイトルではInteressengebiet
本来は、関心を寄せることのできる範囲
でも、自分が利益を享受できる場所を示すニュアンスも。
収容所で働く人たちの居住地域にいる、特定されていない誰かの設定ならよかったのに。
1人では観るのはもっと後になりそう。










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パルプ・フィクションは予言の書?
初見時はトラブルで最終20分くらいが見られなかったから、再見。
あのシーンはどういう意味?と気になって再々見。また、あのシーンも気になる!あれはこのエピソードだったっけ?
とまたまた。
そんな時は、まるで小説のようにエピソード仕立てになっていることが活きてきますね。

以下、感想とネタバレ

初見時、最後にご登場のオジサマに全部持って行かれた。
的確な状況判断と手際の良い指示。プラス話が通じないおバカさんも言いくるめちゃう会話力。これでは、理想の上司を飛び越えて、理想の男性ね。
心理学で「血か環境か」の問題は、「環境派支持はアメリカから発祥した。ヨーロッパと違ってアメリカの人的歴史は浅いから。」と聞いたことがある。
イギリス人であろうウルフの3ピースで決めた服装とヴィンセントたちのアメリカンカジュアルな服装との対比。
北欧神話で、神々が滅亡した世界を一新し再生したのは一匹の狼。
この映画でのウルフも仕事一筋で血みどろも黄金の輝きも無関心。
開けると輝きだけが見えるアタッシュケースの中身は何?
いわくを知らない強盗が見ても「これ本物?!」と驚く「ボスの洗濯物」となれば、資金洗浄しか考えられないな。
アタッシュケースに無関心だったもう1人がブッチ。
アメリカを、家族を守るための強い父親は一家のヒーロー。その志、遺産を誇りにし、引き継いでいく古き良きアメリカ人を体現している彼は、アメリカを脱出。
ヴィンセントの最大の武器は銃ではなくて、ジュールスだった。彼はヴィンセントを制御し、援護し、まるで守護天使。
その彼は天使ではなく神を目指す。
葬送の言葉として口ずさむ「エゼキエル書」は国家再興の預言と具体的な詳細が記されている。「わたしが彼らに仇を返す時、彼らはわたしが主(神)であることを知るようになる。」
アタッシュケースに関わった3人の生死をわけたのは、食事?
ジュールスは他人のバーガーを食べドリンクを飲み干す。カフェで強盗を起こした男も食後。
対して、ヴィンセントはステーキのみの偏食と5ドルのシェイクが高いと騒ぐ。
混沌とした世界の再生はマイノリティが鍵となる。または全てを咀嚼し、飲み込む力強さが必要。
この映画のような状況を予感していたのか?と監督に尋ねてもきっと、「単なる三文小説だから」と笑っていそう。
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カルディにて。
お目当てのチョコがけキャラメルクリームサンドビスケットはまだ入荷してなかった[大泣き]
1週間くらいで。といわれたんだけど、店員さんが忙しそうだから聞かなかった。
こちらの店員さんは、忙しくても親切、丁寧だから、「お仕事頑張ってください!入荷してるか、毎日、のぞいたらいいだけだから[笑う]」なのです。
入荷してたら買おう!ってのぞいただけだったのに、話題の「黒トリュフポテトチョプ」を見つけた。
「ポテチよりあのクッキーがなくなったんだ!」と思い出したら、そばには、アリスの「マサラティー」

黒トリュフポテチは最初にほんのりクセを感じる。風味が余り残らないから後味は、普通のポテチに。

アリスのマサラティー
説明にはカルダモンとクローブとシナモンを風味づけたと。
パッケージを開けるとシナモンは感じずカルダモンのさわやかさとクローブの甘重い香り。
ストレートでいただきましたが、最初にクローブの風味がきて、あとからほんのりカルダモン。
シナモン好きには物足りないな。
説明には、ミルクティーにしても。
とあるけど、ストレートティーにミルクを足すには全体的に風味が弱い。

ミルクで煮出してシナモンを加えたらいい感じになりそう!





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パルプ・フィクション

@Pepero さんの企画で初めて同時視聴に参加しました。
この映画も初見。

この監督を知ったのは「キル・ビル」
まるでブルース・リーの黄色いつなぎ。
ふ〜ん、パロディものか〜な程度。
いやいや、この監督見るならまずは
パルプ・フィクションだよ!と言われたけど
タイトルを訳したら、三文小説、大衆小説。
あらすじを見たら、ギャングもの。
「俺たちに明日はない」のパロディかしらと
全くひっかからなかった。
そして、忘れていました。

今回、企画していただいた時間帯もよかったし、1人ではわざわざ見ないであろう作品にチャレンジしてもいいかもと。

観るのに必死でほとんどコミュニケーションがとらなかったのはすみませんでした。
そして、終盤にアマプラのフリーズ。
せっかく企画していただいたのに本当にごめんなさい。

なので、ラストはまだ未見です。
でも、面白い!
ネットでは、たくさんの考察がでてるけど、ラストをみるまではがまん!

今のところ、ギャングたちの浮薄さ。それによる自業自得。
ヴィンセントなんて、勝利を意味している名前なのに完全に名前負けのおバカさん。
成り行き任せの人ばかりの中で
唯一、自分のポリシーに従って生き生きして未来を模索しているブッチ。

「靴屋はどこ?」のスペイン語を教えるブッチ。
靴のスラング、新しい場所での居場所を探そうということでしょうね!
メキシコに彼女と逃亡できるのかしら?

特にオシャレな会話もないのだけど、時々見えるレトリックがじわじわ楽しくなってきます。

エゼキエル書を提言するジュールスは名前のように勝利の土地にたどりつけるのかしら?
エゼキエル書はあんな内容あったかなぁ。
多分違いけど、ブッチと彼が、その他の軽率な人たちの贖罪になるのかなぁ
なんて、ラストが楽しみ。

Peperoさんにちらっとトリビアを教えてもらったけど、そういったシーン、たくさんあるのだろうなぁ!

見るたびに、これは!と新たな発見ができそうですね!




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森林浴効果がある作品。
雄大な景色と、人の素直さ=他者に対する優しさや自分自身の選択を受け入れる潔さが醸し出されているから。

「ブータン 山の教室」の監督最新作の公開を知って、また観たくなりました。
アマプラで再見。

知識を得ることで失っていくものも増える。
文明と文化と伝統のパラドックス
発展していく事象の中で淘汰されていくものは不要だから、不便だから、そぐわなくなったから。
そうやって自分自身で取捨選択して生きていくのだけど結果が幸せかどうかは自分の中にしかない。
留まる者も進む者も「幸せ」なのだ。
穏やかで力強く歌われる伝統歌が心地よく響き心のササクレを取り除いてまた前を向かせてくれる。
「ラマに捧げる歌」ももちろんいいけど
こちらの歌がずしんと響いた。

椀に入ったミルクのように心は純白
椀が割れて零れてもミルクはミルク
純粋なミルクには幸せがついてくる
壺に入った水のように心は清涼
清らかに澄み渡り深い底まで見通せる
純粋な心には
澄んで謙虚な心には
幸せがついてくる
影のようについてくる

風に踊る竹のように
心は謙虚
つつましく風にしなるから
決して折れることはない
純粋な心には
澄んで謙虚な心には
幸せがついてくる
影のようについてくる
幸せがついてくる

Rangsem la
英訳すると「My mind is…」となるそう。

グレゴリオやケルト、沖縄の伝統的音楽の音階に似た感じ。

それらにも「自然や生き物」に対する祈りが込められていたりするし、それぞれの遠く離れた地域での共通点を考えると、
地球は丸いのだと実感するね。

ブータンのお香を焚きました。
焚き火の素朴な香り。
でも注意深く聴いていると甘さや辛みなどほんのり違いがあります。
炊く時間帯や読上る御経によってそれぞれお香が決められています。
これは「Happiness」と名付けられているように幸せな時、幸せを願う時、いつでも利用OKなお香です。












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恋愛物によくある大袈裟な演技がなく、
皆さんがとても自然で、
観ているこちらも感情移入できた良作。
以下ネタバレと愚痴



カフェのマスターのぼやけた初登場時に
リリー・フランキーさんだ!とわかったのは
「おでこの形」😂
以降、こんな普通のオジサン役は初めて見たわ。
静かに佇むリリーさんを見るのは初めて[投げキス]
・男友達のさりげない友情にもホロリ。
・お姉さんの言動が素敵。
・もし、もう一度観るならクリスマスの教会シーンまで!
後はいらない。蛇足。絶対にムダ。
それまでほんわか、いい作品だなぁと観ていたのにあれらのシーンでぶち壊された。

日本の作品って何故ダメ出しのようにつまらない回想シーンや、役者の姿を挟むのだろうか。

役者のファンに対するサービス?

まして、今回のイメージシーンは女優さんの評価を下げかねないのでは?
バイオリニストなのに指が全く動いてなくて、弓をギコギコしてただけ。
役作りの為に少しくらい練習しなかったのか?
バイオリンを構えているだけで充分だった。
それまで観ていた者にはそれだけで彼女の演奏がイメージできるのに。
または引きで演奏シーンを映す。など工夫できただろうに。
オープニングの演奏シーンは後ろ姿でしたね。

日本映画の演出はあまりにも観客を信用していないのか情緒がない。

北野武さんが原作。
彼が監督している作品には観る側に想像させる余白がある。
残虐なシーンでさえ。

彼が監督していたらどうなるのか、
観たいなぁ〜
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ゴッホといえば幾重にも塗り重ねられた油絵。
彼の作品からはギラギラと照りつける真夏の、真昼の日差しを感じます。
私には、ゴッホは暑苦しかった。
だから、ファンゴッホ美術館を訪れて出会った作品「ゆりかごの前にひざまずく少女」は衝撃でした。彼をもっと知りたくなるきっかけになりました。
この作品と出会っていなければ、この映画は「美化しすぎ」との感想で途中で挫折していたはずです。
ゴーキャンと共同生活をはじめたあたりの、ゴッホの後半生が描かれています。
ゴッホを取り巻く人物もゴーギャンをはじめ、ご本人たちと似た人が揃っていました。
この人はあの絵のモデルさんね。とわかり、その作品が写しだされる楽しさ。
彼の人生と共に主な作品もみられるというおいしさが!
主役のゴッホがちょっと年齢を重ねておられて…
観た後、「ゴッホってまだまだ若かったんだね!おじいちゃんじゃなかった!」←夫談

この作品に写し出されている景色はゴッホの目線なのでしょう。時々、景色が揺らいだり、モヤがかかったようになります。
同時に、南仏の柔らかな日差しの中にいるゴッホや、光や風を描き出そうと苦悩する姿も見られます。

狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。いのちに至る門はなんと狭く、その道もなんと細いことでしょう。そして、それを見出す者はわずかです。マタイ

ゴッホの父はキリスト教のプロテスタント系牧師でした。
ゴッホ自身も伝道者をめざし、貧しい生活を送りました。他の伝道者、指導者から、あまりの清貧さに「伝道者として品位がない。」として見習い資格を剥奪されます。
その後、紆余曲折を経て、画家の道へ。
このような前半がバッサリ外されて、説明がないため、
予備知識、解説がないと退屈だった。←夫談

ゴッホの純粋さが際立った作品でした。

こどものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこにはいることはできません。
マタイ

牧師役にマッツ・ミケルセン!
この作品にお出ましとは知らずにいました。
ポスターに書かれているわね〜
別の作品で初めてこの方を観た際には
ブレット・アンダーソンかと思った!
90年代にデビューしたsuedeのボーカリスト。
懐かしくて1日中聞いていました
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絵画に興味がない夫と出会った頃、
ピカソの絵を見て
「子供が描いたような絵だね😏僕にも描けそう」
とデフォルトな発言に
「この俗物が!幼稚園のお絵描きからやり直してこい!」
と言いたかったのを飲み込み
「それを言うならモディリアーニじゃないかな」
とニッコリできた自分を今も褒めてあげたい!

「ピカソが亡くなる時の言葉はモディリアーニだったのよね」
10代の頃からモディリアーニの作品は刺さらない。
モディリアーニの彼女の生き方にも、どちらかといえば怒りを持っていた。
なぜピカソは最後までモディリアーニを気にしていたのか。
モディリアーニがもし生きていたら最大のライバルになると思っていたから。
の評価にも疑問しかなかった。

これはアンディ・ガルシアだから!💕
の一点で決めた作品。
このジャケットを見て「観ない」を選択する人がいる?

ストーリーはモディリアーニとジャンヌの恋愛物。
ジャンヌも儚げな雰囲気がよろしくて、
美男美女の悲劇。
これだけでドラマになるのだからエンディングに向けてのチープさにはがっかり。だけど
ガルシア様の煌めきを記録するための作品。
と捉えれば些末な演出に文句は言わない!
絵筆じゃなくてピストルを取り出すんじゃないかと思わせるのは演出じゃなくてコチラ側の罪?








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