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遺書

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地の静む 夜を聞く僕 ここにひとり
蝕まる肺 風凪ぐ日まで
#tanka #短歌
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音のなき 路面電車の 廃駅で
ルサンチマンを 抱き寄せる風
#tanka #短歌
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今はまだ 霜の降る月 夜は長い
皆立ち上がれ 拳掲げて
#tanka #短歌
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運命か または呪いか 消えてくれ
距離かけ離れ 凪いだ浜辺に
#tanka #短歌
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暮れ泥む 空また芽吹く 黒花の
波に攫(浚)われ 黒鍵と為る
#tanka #短歌
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明けの空 これも病だ またひとつ
増えゆく呪い 背筋蝕む
#tanka #短歌
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水影に 映るまぼろし 3人目
踏み込み沈む 変われよ私
#tanka #短歌
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今はまだ 霜月なれど 夜は長い
たおやかな死を 祝っておくれ
#tanka #短歌
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茜さす 日は訪れぬ 夜を越え
冬を忍びて しずかに散りぬ
#tanka #短歌
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死は救い けどその時は まだだから
白い息吐く そのときを待ち
#tanka #短歌
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静と動 鳴る音(ね)静かな 二人の間
沈む音(ね)揺らぐ 根深き夜に
#tanka #短歌
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手の中に 包み隠すは 在りし日の
わたしの心 (崩れてるけど...)
#tanka #短歌
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とくとくと 零れゆく水 疾く流せ
私の過去も 私自身も
#tanka #短歌
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今はまだ 雲間の月を 眺めてる
どこか遠くの 月を呪って
#tanka #短歌
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私には なんのゲージも 見えぬから
何と呼ぼうか この関係を
#tanka #短歌
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深夜二時 これも病か 愛すれど
やわらかに死ぬ たおやかな腕
#tanka #短歌
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書を捨てて 街に出たとて 虚しいの
「わたし」を棄てた ことになるから
#tanka #短歌
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虹の詩 たとえば泥に 塗れても
宝石だった スバラシキ(ヰ)世界
#tanka #短歌
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救いとは 言い尽くせぬよ 蜘蛛の糸
それが所詮は 偶像なれど
#tanka #短歌
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あなた味 わたしにとって 苦い酒
その苦さすら 甘く感じた
#tanka #短歌
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どうしてか 捨てられなかった 折れてても
祖母から貰った 巫山戯たシール
#tanka #短歌
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思い切り 切ったその傷 わたしの死
痒み疼くは 苦しみのあじ
#tanka #短歌
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あるべきもの それを識らない わたしたち
"普通"がなにか 知らずに死ぬの
#tanka #短歌
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孤独だね 理解されない ヒステリー
鳴らすそこまで 52ヘルツ
#tanka #短歌
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ふたりひとり 彷徨う光 さようなら
したはずの夜 そこにいる君
#tanka #短歌
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ひとつめと ふたつめの谷 歪むほど
眩き淵から あなたを見ている
#tanka #短歌
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朝のひばり 夜のとばり 腐るような夢のおわり
沈めや沈め 底は無いから
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あれ、家だ あっちはよく行く... ここはいつもの...
風に靡いていて...あっ
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流れてく そこに私は いないから
わたしを隠す 能面の面
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わたしから 切り離された わたしたち
わたす死体と かつてのわたし
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偶像か 鳴けと無く泣く 誰にでも
神はいるのだ 先立たずとも
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にゃおにゃうん にゃにゃんぬな〜ん なおなうん
にゃんにゃにな〜お わたしはごみだ
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人の夢 儚きは夜 淡くあれ
さかしまの僕 透明なきみ
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明日とて 変わらぬわたし 走る君
いつもみんなが 大人に見える
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悔しくて 置いて出てきた 紙束は
約束してた 使い切るって
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匂うには 鼻が悪いと 笑ってる
その口からは 苦い嘘味
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触れるには 遅すぎたとも 黒鍵の
打ち鳴らす鐘 嫌に響いた
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遺書

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嚔ひとつ 忘れかけてる 鈍色が
幼かったの 私も君も
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震える手 ラップ外して 温める
食べられなんだ 最後の晩餐
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目眩くも 冥い耄碌に 涕泣し
九死はひとつ 縋り縋りて
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不確かな 晴天性の 白骨からは
たしかにいのちの おとがきこえる
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明け方に 大人に戻れぬ 子供等の
にどめのはちがつ さんじゅういちにち
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遺書

謀るか 裏切られるかの 掌に
息吹きかける 霊長の長
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遺書

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灯火に 翳してみれば 天霧らふ
思えば煩う 夜の患い
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授かりて 無に帰すまでを 辿ろうか
惨憺たるは わが業なりや
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遺書

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指先で 幼気なくも 描いてた
"りそうのかぞく" 見る影もない
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