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遺書
遺書
遺書
2025/02/25
地の静む 夜を聞く僕 ここにひとり
蝕まる肺 風凪ぐ日まで
#tanka
#短歌
44
遺書
2025/02/25
音のなき 路面電車の 廃駅で
ルサンチマンを 抱き寄せる風
#tanka
#短歌
27
遺書
2024/11/21
今はまだ 霜の降る月 夜は長い
皆立ち上がれ 拳掲げて
#tanka
#短歌
161
遺書
2024/11/18
運命か または呪いか 消えてくれ
距離かけ離れ 凪いだ浜辺に
#tanka
#短歌
84
遺書
2024/11/17
暮れ泥む 空また芽吹く 黒花の
波に攫(浚)われ 黒鍵と為る
#tanka
#短歌
9
遺書
2024/11/17
明けの空 これも病だ またひとつ
増えゆく呪い 背筋蝕む
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/11/17
水影に 映るまぼろし 3人目
踏み込み沈む 変われよ私
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/11/16
今はまだ 霜月なれど 夜は長い
たおやかな死を 祝っておくれ
#tanka
#短歌
5
遺書
2024/11/16
茜さす 日は訪れぬ 夜を越え
冬を忍びて しずかに散りぬ
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/11/16
死は救い けどその時は まだだから
白い息吐く そのときを待ち
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/11/16
静と動 鳴る音(ね)静かな 二人の間
沈む音(ね)揺らぐ 根深き夜に
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/11/16
手の中に 包み隠すは 在りし日の
わたしの心 (崩れてるけど...)
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/11/16
とくとくと 零れゆく水 疾く流せ
私の過去も 私自身も
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/11/16
今はまだ 雲間の月を 眺めてる
どこか遠くの 月を呪って
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/10/03
私には なんのゲージも 見えぬから
何と呼ぼうか この関係を
#tanka
#短歌
59
遺書
2024/10/01
深夜二時 これも病か 愛すれど
やわらかに死ぬ たおやかな腕
#tanka
#短歌
25
遺書
2024/09/30
書を捨てて 街に出たとて 虚しいの
「わたし」を棄てた ことになるから
#tanka
#短歌
4
遺書
2024/09/30
虹の詩 たとえば泥に 塗れても
宝石だった スバラシキ(ヰ)世界
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
救いとは 言い尽くせぬよ 蜘蛛の糸
それが所詮は 偶像なれど
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/09/30
あなた味 わたしにとって 苦い酒
その苦さすら 甘く感じた
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
どうしてか 捨てられなかった 折れてても
祖母から貰った 巫山戯たシール
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
思い切り 切ったその傷 わたしの死
痒み疼くは 苦しみのあじ
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
あるべきもの それを識らない わたしたち
"普通"がなにか 知らずに死ぬの
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
孤独だね 理解されない ヒステリー
鳴らすそこまで 52ヘルツ
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/30
ふたりひとり 彷徨う光 さようなら
したはずの夜 そこにいる君
#tanka
#短歌
1
遺書
2024/09/30
ひとつめと ふたつめの谷 歪むほど
眩き淵から あなたを見ている
#tanka
#短歌
2
遺書
2024/09/18
朝のひばり 夜のとばり 腐るような夢のおわり
沈めや沈め 底は無いから
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遺書
2024/09/18
あれ、家だ あっちはよく行く... ここはいつもの...
風に靡いていて...あっ
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遺書
2024/09/18
流れてく そこに私は いないから
わたしを隠す 能面の面
遺書
2024/09/18
わたしから 切り離された わたしたち
わたす死体と かつてのわたし
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