
しん
映画好きです!映画監督志望の18歳!
旅行、カメラなんかも好きです〜
ジャンボリミッキーが踊れない隠れDオタです笑
一番好きな料理はオムライスです。
よろしくお願いします✨
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才能に満ちたボブ・ディランの青年期を描いた一本。社会からその才能を認められるうちにエゴや恋心に揺れ、それでも己の道を確立していくという非常にオーソドックスな物語ながらも、細部まで緻密に練られたジェームズマンゴールドのストーリーテリングに心が揺さぶられる。
自分が表現したい音楽と、社会が求める音楽の相違がアーティストの負担としてのしかかる中、本当に創造すべき作品とは如何なるものか。自分のクリエイティビティを解放しながらも、同時に独りよがりであってはならないという難しさを強く感じた。
インターネット開発の爆発的な加速により、今や誰もが表現者となりうる時代である。今作はそんな私たちに表現の本質を説いた作品であり、それには決まった答えなどない。様々な思想と、様々な表現のかたち、それが尊重されるのが多様性社会だと私は信じている。
暫定今年ベスト。


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ファーストカットからエンドロールに至るまでの圧巻のエンターテイメントに胸が躍り、善悪の概念を揺さぶる衝撃のドラマに心が震える。そして何よりも、この物語が世界のマジョリティに支持されていることは本当に喜ばしいことである。
情報が錯綜し、真実と虚偽という二つの言葉では世界を語ることができなくなった複雑な現代社会において、本質の在り方と幸福の形を問う本作は私たちの心に会心の一撃を与える。もし本能的に悪だと信じていたものが、善だったら?その逆も然り、私たちの信念と判断の基準とはなんだろうか。
煌びやかな映像でしか描くことのできない闇を、本作は見事に体現した。2部作構成ではありながらも、本作1本で十分語ることの多い作品。できる限り多くの人に観てほしい。あっぱれ。


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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおよしゃあああああああああああああああああああいえええええええええええええええええええええええええええええ(中略)えええええええええい

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紀里谷和明の引退作。混乱を極め、自らを破滅に導く人類とこの世界は救うに値するのかという問いをテーマに、現代社会の絶望と微かな希望を描く。
放浪と飽和の末に生まれたこの問いは、監督の人生のみならず世界全体の実像を浮き彫りにし、切実なメッセージとして〈未来〉へ託される。本作自体が映画という一つのタイムカプセルとして、〈想いの海〉を渡り世界に届いてゆく。
世界の救済という言葉では到底表現しきれないこのテーマは、一流のビジュアライザーである紀里谷の映像で形式化される。言葉の型枠を遥かに超えた圧倒的なドラマが、確かにそこにある。彼はクリエイターとして新たな群像劇の在り方を創造し、世界に提示した。これが彼の最後の贈り物なのかもしれない。
私は彼のメッセージを確かに受け取った。世界は変わる必要がある。このメッセージが働きかける世界は〈未来〉だが、その定義が曖昧なように、行動を起こさねばならない人間は今の私たちを含む全員なのだ。私たちと私たちの社会に、彼のメッセージを受け入れる覚悟はあるか。
世界が変わり、私たちが変わるのではない。私たちが変わり、世界を変えねばならない。ハナのように、誰もがこの世界に絶望したかもしれない。それでも私はこの世界を愛したい。
「世界の終わりから」はNetflixで配信中。


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圧巻、この一言に尽きる。映画シリーズや全シーズンが「善と悪の戦い」を描いているのなら、本シーズンはその中間、グレーな者達の群像劇を紡いでいる。多様性への配慮やらポリコレやら世間は騒いだが、本作は多様性自体をテーマに置き、これまでの旧い概念では理解されなかった新たな側面に焦点を当てる。物語は映画シリーズの過去へ遡るが、メッセージの矢印は明らかに現代、そして未来へ向かっている。この新たな未来像を、私は強く支持する。
しかし一方で旧シリーズの本質を今作は失っていない。様々な種族の物語を通して生きることの尊さを伝え、常に明るい方へ導いてきた本シリーズは間違いなく現代社会に必要な物だと思う。今シーズンがダークトーンなのは、暗黒の時代を生き抜く人々に光を与えるためだと信じてやまない。剣や拳を空に掲げる人々が、こんなにも力強く見えたことがあっただろうか。
様々なドラマが集っては離れ、やがて物語は一つの指輪へ繋がっていく。多様な物が一つの目的のために一時的に一様になるとき、世界はどう変わってゆくのだろうか。脆く、それ故に力強い人々の更なるドラマに期待が止まらない。


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聞かれる前に言っておくと好きな食べ物はオムライスだよ。

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してください

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エンドゲームからなんやかんやありまして、キャプテンアメリカを継承したサム・ウィルソンが数年ぶりにスクリーンにカムバック。この数年間のマーベルの混乱を抑えるかのように、地に足ついた作品で非常に楽しめた。
ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の作風を引き継ぎながらも、今回はどちらかと言えばエンタメ要素が強し。かつてのMCU作品のような塩梅で落ち着いていた印象。
この先のMCUの盛り上がりの前の前座的印象も感じたが、これはこれとしてシンプルに楽しめる映画なのでオススメ。マーベルのファンファーレが流れなかったこと以外は特に不満なし。総じてえがった。


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もっと遠くへ行こう(アマプラ独占配信)
世界の終わりから(ネトフリ独占配信)

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・彼女を作る
・渡仏
まあこんなところで。

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回答数 307>>

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#オムライスはデザート

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目を背けたくなるような映画体験。映像が訴えるリアルさのみならず、全ての描写が本能を不快なまでに刺激する。容赦なく連鎖する絶望の渦、その地獄は私たちの国の歴史と何ら変わらないものであり、戦争の業火が普遍的であることを痛感させられる。
なぜこれほどまでに戦争映画は作られ続けてきたのか。本作には戦争への強い怒りと私たちへの戒めを感じる。決して繰り返してはならないというメッセージ、シンプルだがこれを世界は理解しているのだろうか?
無慈悲にも繰り返される負の歴史、これを止める術はないのだろうか?過去と共に焦土と化しかけた悲劇の記録は、もう繰り返さないという強い意志を持つクリエイター達の手により再び日の目を浴びる。長年かけて、そして現在進行形で投げかけられている問いを私たちは受け止められているだろうか?
戦争の悲惨さ、愚かさ、言い方はどうだっていい。言葉の持つ恐ろしいほどに狭い概念の中で理解するのならば、これを表す言葉など無くていい。簡単に言語化できない、してはならないからこそ本作は映像作品として成立している。その地獄から、その絶望から、そしてその“怒り”から、目を背けるな。


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回答数 159>>

しん
欲望と血に塗れる148分。王道の復讐譚と写実的な描写の融合が、複雑ながらも決して揺らぐことのない社会の本質を描き出す。全編通してリドリースコットのエネルギーを感じ、巨匠という言葉を遥かに超えたその存在感にただただ圧倒される。
本作の描くカタルシスは、予告編のミスリード以上に衝撃を与える。暴力が「共通言語」であることが普遍的とも言える中で敢えて人間の本質を問うことで、さまざまなフロンティアを打ち壊す作品が出来上がった。本作が時代の壁すらも超えて、常に社会に必要とされる映画となるのは間違いない。
権力と富に溺れる社会よ、衝撃に備えろ。そして刮目せよ、このメッセージから私たちは目を逸らしてはならない。映画「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」は絶賛上映中。


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回答数 100>>

しん
受験終わった後シー行こうと思ってるんだけど…
有識者の方教えてください!

しん
人々の内に秘めた暴力性は、内戦という社会の扇動により牙を剥く。社会の流れがそれを是とする中で、中立を守る報道は社会の流れに逆行しながらも真実を伝える。どちらが正気なのか、その本質的な答えは各人の主観では到底辿りつかない。
「どんな米国人だ?」そんなセリフがあったように、多様性が進み、民主政治が加速することで個人の神格化が留まるところを知らない昨今において、この問いはやがて全人類を襲うことになるだろう。絶対的個人主義の持つ恐ろしい側面に、ただただ震えが止まらない。
日常の崩壊により、私たちがほぼ本能的に信じている常識もまた崩壊していく。その中でどう生きるのか、もはやこの社会に絶対的な正解は残されていない。一人でも多くの人に観て、考えてほしい傑作。
あと何でポストカードくれなかったのよ。楽しみにしてたのに。


しん

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本作の鍵を握るレイチェルの出産は、前作とはまた違った方向性においてパラダイムシフトを展開する。人間とレプリカントの境界線が完全に崩壊した中で両者が求めるのは「人間であること」ではなく「人間らしくあること」であり、人間とは何か?という問いは新たな次元へ拡がっていく。
前述の通り、この未来は避けようがない。というより、もはや未来ではない。本作の劇場上映から早くも7年の月日が経過しようとしているが、本作の描いた未来像はこの7年で急速に実体へと近付いた。過去から未来へのメッセージであり、未来から過去へのメッセージである今作は、今観ることでようやく完成するように思えてならない。

