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20代の社会人です。 読書やゲームが好きですが、呟くことがあまりないため、雑多なことを投稿しています。 気軽に話しかけてくれると嬉しいです。
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産業化してはいけない分野ってあると思うんですよね

個人的に軍需メーカーというのは廃止するくらいが良いと思うんですよね
武器を作ることで利益を上げるというのはあまりよろしくないと思うんですよ

例えば、日本でいうと三菱重工を国営化してしまって、儲けとかは考えずに単純に「武器を作って納品してお給料を貰って終わり」のほうがいいと思うんですよ

「いい武器作ろう!」とか「たくさん武器作ろう!」とかいう風になってしまって、お金儲けのために不必要な武器を売りつけたりとか、戦争を起こしてしまったりということが実際にあるんですよね
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良いか悪いかは置いといて、旧社会主義国家の人たちがそこそこ健康的な生活を送っている理由は食料が資本主義的に供給されていないからですよね

昔、社会主義国家の場合はほぼ配給制だったので

なので、みんなが癖になるようなジャンクフードなども作っていなかったわけですよね笑
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お酒というのは基本的に米とか麦から作るので、穀物が獲れないところはお酒を飲んではいけないとかあまり飲まない文化になる場合が多いですね

わかりやすい例が、砂漠地域で流行ったイスラム教は飲酒を禁止しているし、ヨーロッパではイタリアとかフランスみたいに小麦が余っているところはお酒を飲みますが、ブリテン島などでは禁酒法(クロムウェル政権時)が出されたりしますよね
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ペリー来航というとすごい大騒動だったイメージがありますが、現在の教科書などでは騒動というのは基本的に否定されているんですよね

確かに、庶民は「うわぁ、蒸気船が来た」とビビったかもしれませんが、当時の江戸幕府としては「ああ、来たか」という感じだし、もっと前から外部勢力と接触しているし、戦闘(ロシア軍艦蝦夷地襲撃事件)までやっているんですよね

なので、いきなり「太平の世が覚まされた!」というわけではないんですよね
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ユーゴスラビアという国は優秀なジャーナリストがたくさんいたんですよね

例えば、カンボジアのポルポトの大虐◯を暴いたのもユーゴスラビアのジャーナリストなんですよね

このようにユーゴスラビアのジャーナリストは世界中に行けたんですよね

で、なぜかというと、ユーゴスラビアは共産国家でありながら、資本主義国と仲が良かったからですね

わかりやすい例が、ユーゴは共産党が支配していだけれども、マーシャルプラン(アメリカから金を借りること)を受け入れたりしているんですよね

そんな感じで、東西両陣営と程々の距離を持っていたわけですね
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ダイヤモンドを削るのが1番上手い民族はユダヤ人なんですよね
ダイヤモンドの会社はユダヤ資本が多いんですよね

なぜかというと、ユダヤ人というのは元々中東にいて、追われて世界中に散り散りになったからですね
そして、移動した先でも迫害されるので、すぐに移動しなくてはいけないと

なので、全財産を持ち運べるようにしなくてはいけないんですよね
そこで、ダイヤモンドなどの宝石が出てくるんですよね
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文化というのは発信地域と受信地域があるんですよね

発信地域というのは、例えば、エジプトやメソポタミアなどの四大文明ですね
食料がたくさん余っているから読書階級がたくさんいて、知的レベルがすごく上がっていくんですよね

受信地域というのは逆に食料が余っていなくて、読書階級が少ない地域ですね

ちなみに日本というのは、米を作ってめちゃくちゃ農耕地帯なので、後に栄えるんですが、初期段階では受信地域なんですよね
遣隋使とか遣唐使を送っていたわけなので
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昔から余剰食料があれば読書階級を支えることができるというのがありますよね

ということは食料が余りまくれば、読書階級がすごい形成されてある程度賢い連中が出てきて、血縁による政治権力の継承がずっと続くということもあり得るんですよね

その典型例が日本の天皇家ですよね
天皇家が長く続いている理由の1つに日本は食料が余りまくってて、昔からかなりでかい読書階級という厚い層があるから世襲で回るというのがありますね
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「日本もフランスのグランゼコールみたいに哲学が必修になったりしないの?」と思うかもしれないけど、日本の場合は哲学を必修科目にする必要はなさそうなんですよね
なぜかというと、島国だから笑

大陸で哲学が発達して、島国では哲学が発達しない理由は、共通言語に困らないというのがあるんですよね

大陸の場合はいろんな連中が入り乱れるので、それぞれ言語が違っても共通言語が欲しいんですよね
そこで、哲学というのが一定程度有効になるんですよね

が、島国の場合だと外国人と基本関わらないので、普通にしてても共通言語があるようなものなので、大陸ほどの危機感はないんですよね

例えば、大陸だといろんな連中が入ってくるので、皆がある程度納得するような裁判の決定をしないといけないんですよね

そうなると、皆が納得するような理屈というのが必要になってくるんですよね

ところが、島国でほぼ単一民族国家になってくると、「そこまで裁判しなくてよくない?もう話し合って何とかしよう」とか「あの人の顔を立てよう」ということで処理をしていくので、法理論とかはあまり使わなくなるんですよね
なので、法哲学も必要なくなってくると...

ただ、現在はグローバル化しているので、島国であってもトップ層に関しては哲学を修める傾向にありますよね
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「贅沢をし過ぎるといろんなものが壊れる」と言われていますが、これは確かにそうだなと思うんですよね

例えば、ペレポネソス戦争でスパルタがアテネに勝って覇権を握るのですが、すぐに衰退してしまうんですよね

なぜかというと、スパルタはアテネを倒して、その富を一定程度奪ったんですよね
そうなると、スパルタに貨幣が入って来て格差ができてしまって、スパルタがスパルタではなくなってしまったんですよね

そんなわけで、僕も自分の実力に反するような贅沢はしないようにしています笑
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近世というのは、中世と近代が混ざっているので、とても難しいんですよね
軍事面で話をするならば、歩兵と騎兵が併用されているんですよね

なので、騎兵を維持するために一定程度土地を与えるんですよね

例えば、「ここに土地をやるから、ちゃんと馬を養って武器を磨いておけよ」というのは清朝の八旗だけでなく、オスマン帝国ではシパーヒー(騎士)、江戸幕府では旗本がいましたね

ヨーロッパでは無理やり解釈するならば貴族制がそれにあたりますかね

なので、ヨーロッパの金持ちはその流れを汲んでいるから、今でも乗馬をするわけですね
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「健全なる民主主義は健全なる中産階級に宿る」という言葉があって、この考え方を国是としていたのがアメリカ合衆国ですね

まぁ、カルヴァン派の「それぞれの職業を一生懸命やって、そこそこ儲けて話し合っていきましょうね」という長老制度も似たようなものですが

そんなアメリカの民主主義に憧れた儒学大嫌いの福沢諭吉は「一身独立して一国独立」という言葉を残すんですよね

これはどういうことかというと、「経済的基盤がそれぞれあって、初めて物事を考えられるようになるんだ」という考え方ですね

まぁ、「それぞれが経済的基盤を持つことによって、初めて民主主義がやれるんだ」ということですね

ちなみにこの考え方を基にした政策がGHQの農地改革ですね

戦前の日本は地主と小作人がいて、支配と被支配の関係があって地主がすごく強いので、経済的基盤がなかったと...
このような状態だと国家のことを考える余裕がないと考えたわけですね
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「なぜ日本と韓国はアイドル市場が大きいんだろう?」と思うよね
ヨーロッパやアメリカにも一応はあるけども、ジャニーズのように大きな市場ではないんですよね

日本と韓国の女性に関しては「社会的進出が遅れている」と言われることもあるけど、かなりお金を持っていて可処分所得(趣味に使えるお金)が大きいんですよね

例えば、日本も韓国も儒教が強いので男女で食事に行った時は割り勘よりも男性が払うことの方が多いんですよね

そんな感じで、お金を持っている女性をターゲットにしたのがジャニーズのようなアイドルグループですね
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「K-POPはなぜ世界中で人気なんだろう?」と思うことってあるよね
まず、「見た目が良いから」とみんな言いますね笑

なぜ見た目が良いのかというと、朱子学(儒教)があるからなんですよね
朱子学というのは今ではとんでもないと思われるかもしれませんが、「女性は男性に尽くすべき」という価値観なんですよね

なので、「男性を喜ばせるために見た目をよくしよう」となって、その延長線上に整形などの文化があるわけですね

後、韓国の場合は政府が主導して文化政策をやるというのもありますね
例えば、スクリーンクォータ制度といって「外国の映画は75%までにして、残りの25%はどんなに人気がなくても韓国の映画を流しましょう」というルールが韓国にはありますね

なぜ、そこまで自国の文化を守るのかというと、大日本帝国の同化政策によって「もう少しで自分たちの文化がなくなるところだった。今後はこのようなことがないように政治権力で保護しよう」という考え方が強くなったからですね

そんなわけで、タレントの育成にも十分なコストをかけるんですよね
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古代ギリシアの資料がほとんどない時代(紀元前1200年〜紀元前700年頃)を暗黒時代と言うんだけど、「なぜ資料がないんだろう?」と思うよね

あったら都合が悪い連中が消してしまったという考えもできるんですよね

あまりにも情報過多な現在では無理な話だけど、昔は読書階級という人たちが限られていたので、資料を全て探して片っ端から捨てるということが可能だったんですよね

例えば、中国史でいうと清の時代の大編纂事業がそうだよね
大編纂事業とは「今までの中国の大事な文章をコピって編集していきましょう。その中で清朝に反するものがあれば抜いていきましょう」という政策ですね

で、中世ヨーロッパでは修道院が図書館を管理していて、「これは公開していいもの。これは直すもの。これは見せないもの。これは焼いてしまうもの」という感じで禁書目録を作っていくわけですよね

そんなわけで、都合が悪いものが消されるということはあり得るわけですね
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いろんな地域からいろんな人間がやって来て、文化も緩やかなのがアメリカ西海岸なんですよね

アメリカ西海岸には世界中から優秀な人間が集まっていて、現代版阿倍仲麻呂なんかもたくさんいるんですよね

阿倍仲麻呂が帰って来なかったのは悲しいよなぁと思うんですよね

「優秀な阿倍仲麻呂を勉強させて、日本の発展に尽くさせよう」ということで金をかけて留学生として唐に送り込むんだけど、当の本人は帰って来なかったと...笑

現在も同じような感じで、大きな企業は優秀な人間を留学させたりするんだけど、当の本人は留学先で会社を辞めてしまうということがあるんですよね
今も昔も頭脳流出というのがありますよね
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白居易の『長恨歌』という有名な作品があるんだけど、どんな内容だっけ?と思うよね

玄宗という皇帝が楊貴妃にうつつを抜かして同じ一族の楊国忠を宰相に据えてしまい、結果、安史の乱が起きて...
「そもそも皇帝が楊貴妃を寵愛し過ぎたことが元凶なので、楊貴妃は◯しましょう」と兵士たちに言われて逆らうことができずに楊貴妃を処刑してしまった玄宗が嘆いている詩なんですよね

ちなみに「いやいや、安史の乱で犠牲になった兵隊とか農民の方が可哀想だろ。全く同情の余地がない」と学生の頃の僕は思っていました笑
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個人的に李白の詩より杜甫の社会的な詩の方が好きですね

「水の上で遊んでいたら、水面に月が浮かんでいました。それを取ろうとして舟から落ちて溺れました」という人間が李白なんですが、学生の頃の僕は「なぜ、こんなメルヘンなやつの詩を覚えなくてはいけないんだ?」と思ってましたね笑

それに対して、唐の暗い部分を詩っている杜甫の『春望』には感動しました笑
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昔、僕の嫌いな人が「お金持ちがいて格差がないと、文化が発達しない」と言っていたんですよね

それに対して僕は「いやいや、それは違うぞ」となりましたね

例えば、中国史で言うと、唐の時代は貴族社会で「父が貴族なので、僕も自動的に貴族になります。なので遊びまくります」ということで唐三彩のような派手な文化が発達したのですが、それに対して宋の時代は水墨画に見られるように庶民的な文化が栄えていたんですよね

というわけで、文化というのは金持ちだけが支えるわけではないんですよね

ちなみに、「金持ちだけで成り立ってる文化なんて破壊してしまえ」というイベントは歴史上でたまに起こりますよね

例えば、フランス革命の際にクリュニー修道院という荘厳華麗な建築物が破壊されたり、ルネサンス期にサヴォナローラという宗教改革者が「中世に戻りましょう」と言ってルネサンス期の絵や楽器を焼き捨てたり(虚飾の焚刑)とかがそうですかね
後は、中国の文化大革命なんかも有名ですね
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古代ローマの経済は戦争を前提とするものだったんですよね
戦争で土地を奪ってラティフンディア(奴隷制大農場)を形成したり、戦争捕虜を奴隷にしたりなどして拡大していったんですよね

ところが、途中で拡大が止まり、戦争捕虜も入って来なくなったと...
そうなると、経済の仕組みも変えなくてはいけなくなるんですよね

同じようにアメリカも建国当初から戦争を前提とする経済だったんだけど、1960年代にそれが上手くいかなくなって、経済の仕組みを変えたんですよね

昔のアメリカの主産業は軍需産業だったのですが、現在はITが主産業ですよね
これは、1960年代から徐々に変えていったからですね
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僕は子供の頃から「生活水準はあまり上げすぎるべきではない」と言われて育ったんですよね
で、大人になってから、「確かにそうだよな」と思うようになりましたね

世界史の話になるけど、昔、中国にあった元という国は滅ぼされたけども撤退には成功しているんですよね
元の都である大都を占領されてもモンゴル高原に撤退して、勢力を維持することができたんですよね

なぜ、それができたかというと、元を支配したモンゴル人は中国という豊かな濃厚地帯を支配しながらも、遊牧民族の生活を一定程度維持したからですね

まぁ、そんなわけで、僕は身の丈に合わない贅沢をすることはないですね笑
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急激なインフレというのは基本的に抑制しなくてはいけないんですよね
なぜなら、格差を広げて社会を分断してしまうからですね

まず、インフレというのは通貨が下落して物の値段が上がることですよね
そうなると、金持ちほど得をするシステムになっているんですよね

ここで言う金持ちというのは持っている財産の中で通貨で持っている部分は少なくて、土地や建物、株などのいろいろな物を持っている層を指しますね
この層は言うまでもなく、物の値段が上がれば得をしますよね

対して、それ以外の多くの庶民は通貨しか持っていないことがほとんどなので、それが下落するということは財産が減るということですね

ちなみに借金をしてる人の場合は借金する額も減るので得をしますね
借金というと、『ウシジマくん』という漫画などの影響で貧乏な人がしているイメージがありますが、借金というのは担保が無いとできないんですよね

貧困層がしてる借金の割合は世界全体の借金の1%も無いんですよね
そんなわけで、借金というのは基本的に金持ちが自分の資産を担保にしてするものですね

このようにインフレが続いていくと治安は悪化するんですよね

例えば、唐末に塩の値段がめちゃくちゃ上がって起こった黄巣の乱では、貴族がたくさん◯されて没落しましたからね

たまに「物の値段が上がっているけど、それを買う人がいるから世の中回っている」と言う人がいるけど、これは間違いですね

物の値段が上がって買えてる人というのは、財産の値段が上がっている一部の金持ちだけで、買えなくなってる人の数の方が圧倒的に多いんですよね
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リーマンショックの話の続きだけど、「なぜ、リーマン・ブラザーズという銀行はバブルを前提とした金融商品を作って売るという無茶なことをやったんだろう?」と思うよね

まず、銀行が潰れてしまうと連鎖してバタバタと倒産していってしまうんですよね
そこで、政府は「銀行に公的資金を投入しよう」となるんですよ

そんなわけで、「何かあった場合は政府が助けてくれるでしょ」と思っていたからですね
現在、モラルハザードといってこれが問題になってますね

ちなみにこの時も議論があって、「全て助けてしまうとあまりにもモラルハザードだから、リーマンブラザーズは潰そう」ということでリーマンブラザーズ自体は助けなかったですね(絡んでいた保険会社は助けたけど)

余談ですが、昔ダイエーという会社が倒産しそうになった時に税金が投入されて全部は解体されなかったんですよね

「Too big to fail」といって、あまりにも影響が大きすぎるので解散できないんですよね
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「リーマンショックってなぜ起こったんだっけ?」と思うことってあるよね

まず、アメリカで住宅バブルが起きていて、その住宅バブルを前提としたサブ=プライムローンという金融商品が開発されたんですよね
まぁ、不動産の証券化ですね

お金を貸して「やばい時には土地や建物を取り上げますよ」という権利を複数人(実際には何十万人もいたけど)で持てる金融商品を作ったと...

なぜこのような金融商品を作ったかというと、「土地や建物を買いたい」という人が実はそんなに信用がなかったので、「こいつらは返せない可能性があるのでリスクが高い。そこで利息を高めに設定しよう」と考えたからですね

なぜ、こんなリスキーなことをやったかというと、当時は住宅バブルが続いていたので「仮に返せないとしても、土地や建物を取り上げて売却すれば回収できるだろう」と思ってたからですね

ところが、住宅バブルが崩壊してしまって回収できなくなってしまったと

で、さっき書いた証券化された「権利」を世界中に売りまくっていたので、世界中にこのショックが影響してしまったということですね
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17世紀のチューリップバブルに見られるように、「価値がない物に価値がつく」というのが基本的なバブルですよね
もちろん、「価値がないからこそ価値がある」という発想もありますが

例えば、米を通貨にすると金持ちが米持ちになって貧乏人に米が回らなくなってしまうんですよね
なので、金や銀、貝殻などのように使いようがない物ほど通貨としては良いわけですよ

まぁ、チューリップバブルはまだ可愛い方かなぁ
例えば、住宅バブルなんかは本当にきついなぁと思うんですよね

何をするにしても必要な土地や建物を「こいつは値上がりするから、今のうちに資産として持っておこう」というプレイヤーがいて、その結果、土地や建物の値段が上がってしまうと...

これはあまり良くないことだなぁと思いますね
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バブルの時に高い物がすごく売れたというのは「資産効果による消費拡大」と言えますよね

資産効果というのは持っている財産の値段が上がってお金持ちになった気になり、物をたくさん買うようになることですね

「自分の財産の価値が上がっているので、これを売れば結構な現金になるだろう。じゃあ、高い物を買いまくろう」といった感じで高い物がたくさん売れるんですね

この資産効果による消費拡大が個人的には「あまり良くないなぁ」と思うんですけどね

話が変わりますが、各国で賭博が「倫理的によろしくない」とされている理由は、みんなが賭博をやると生産に携わる人間が少なくなってしまうからですよね

これと同じように「株の値段が上がっている。じゃあ、今買ってしばらく経ってから売り抜いたら儲かる」となると、そこで生産意欲や労働意欲が低下してしまうんですよね

これがバブルの最大のダメージだったかなと個人的には思いますね

まぁ、数値化できないのですが、「働く」という文化が軽視されるのはあまり良くないかなぁと思うんですよね
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1985年にソ連側がゴルバチョフ就任と同時に「事実上負けました」と言ってくるんですが、アメリカも結構ギリギリだったんですよね

ギリギリだった理由の1つがアメリカが債務国に転落してしまったのがありますね
貸してる金よりも借りてる金の方が多いよと

なぜ借りてる金の方が多いかというと、日本がガンガンお金を貸したからですね
また、日本の企業がアメリカの会社を買いまくったりとかするわけですね
日本からすると、資本の輸出ですね

そんなわけで、アメリカの経済が衰退していたと

ちょうどこの時期に『ダイ・ハード』というハゲの刑事がロサンゼルスで暴れまくる映画があったんだけど、あれはロサンゼルスの日本の会社のビルで暴れているんだよね笑

なぜかというと、当時のアメリカ人が日本人を嫌っているという背景がありますね

「これはまずいぞ」ということで、1985年にプラザ合意があって、日本ではバブルが起こりますね
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国鉄がJRになった理由の1つに労働組合をなんとかしたかったというのがあるんですよね
実際にJRになった際に大規模な人員整理をやっていますね

当時の1980年代前半は世界史的にいうと、新冷戦の時期だったんですよね
社会主義革命というのは鉄道労組を中心に行われる場合が多いんですよね

革命は物理的結集力がある都市で起こる場合が多く、都市がどこにできるかというと、だいたい駅を中心としてできるんですよね
さらに駅員というのが都市間を移動しまくるので、各都市で連携を取って労働者を組織化できるというのがあるわけですね

例えば、ロシア十一月革命の時がそうだったんですが、革命を鎮圧するために軍隊を送るとなった時に、鉄道労組が「軍隊の輸送は拒否します」と言うと何もできなくなるんですよね

後、民営化するとJR北海道やJR東日本などのように分社化できるんですよね
日本の労働組合は企業別なので、分社化すると労働組合も割れてしまうんですね
分社化という非効率なことをあえてやったわけは労働組合を分断したかったからですね

もちろん、莫大な赤字路線を減らしたかったというのもありますね
自動車やトラックの発達(モータリゼーション)によって、採算が悪い路線が出てくるんですよね
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「なぜ国策会社ができて、その後民営化するんだろう?」と思うことってあるよね
まず、国策会社ができる理由は資本が未成長な場合が多いですね

世界史でよく出てくる国策会社はイギリス東インド会社とかフランス東インド会社ですね

なぜ王様が金を出して船会社を作るのかというと、まず船がとても高くて、船を持って物を運んで利益を出すことができるほどの大商人がいないわけですよ
そこで、政府がやろうとなるわけですね

その際に「資本を成長させなくてはいけない」ということで、基本的に国策会社は独占権を付与される場合が多いですね

ただ、国策会社は赤字経営や非効率経営である場合が多いんですよね

なので、一定程度の資本が成長して、経済が発達すれば「そろそろ民営化してもいいのではないか?」という話になるわけですね

そんな感じで、19世紀半ばにはジャーディン=マセソン商会などの民間業者が出てきますね
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読書するならどんなジャンル?読書するならどんなジャンル?
歴史系の新書か古い小説が多いですね〜
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最近は楽天モバイルが赤字だと言われていますが、携帯のキャリアというのは元々厳しい業界だと思うんですよね

なぜかというと携帯のキャリアというのは「装置産業」でアンテナをガンガン建てていくという会社なので、資本の勝負になるわけですね

当たり前の話ではありますが、なぜNTTが1番大きいかというと元々は国でやっていたからですね笑

装置産業というのはあまり創意工夫が効かない産業なんですよね
なので、下の方から上がっていくというのがなかなか厳しい業界なんですね

後、差別化も難しいんですよね
例えば、日常生活で使うティッシュペーパーなどの紙なんかは完全な装置産業で、紙というのはそこまで差別化ができるものではないので、結局スケールメリットの勝負になるんですよね
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読書は好き?読書は好き?
毎日読むくらいには好きです笑笑
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