
マリノフスキ
東京と欧州の2拠点生活です。合間に研究と読書とジョギングとご飯のことを考えています。
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著者はロシアをフィールドとする文化人類学者で本書はカレリア地方を中心に行われた調査を基としています。
ロシア(ソ連)は社会主義下で無神論を是としてきましたが、ゴルバチョフとロシア正教会が1988年に和解したことが、宗教と呪術の再活性を招くことになります。ソ連崩壊で解放された言論の自由の下、失われた伝統復興の一環としてアカデミアでも採取され、それが実用書として流布してしまう事態まで惹起したとのことです。
著者は呪術をアプリオリに信じられるものではなく、対象者の語りを通して「危機的状況→呪術実践→偶然の解決の一連の出来事が何度も繰り返されることで呪術の世界に入っていく」と分析しています。特に面白いのは、著者の共同調査を行った研究者も呪詛を信じてしまい最終的に調査対象になっている点です。このポスト社会主義の宗教的なものの復活はイングルハートが数値でも示しており(Inglehart:2021)、本書が捉えた現象を支持しているようです。それにしても語りが面白く一気読みしてしまいました。


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大佛次郎賞を受賞した作品です。著者の祖父が残した手記をもとに、戦中戦後の歴史を背景に五反田を中心とした1.5KMの世界に住む市井の人々の
生活を描きます。五反田、戸越、大崎、白金、高輪など土地勘のある地名が出てきてぐいぐい読み進めることが出来ました。
皇室、共産党、満州事変と五反田界隈の意外なつながりや、ソニー、藤倉、荏原、チッソなどの企業との関連も興味深かったです。一人の人間の語り(手記)を分析する手法も参考になりました。一部企業史の中で事実誤認と思われる箇所がありましたが、面白さには変わりありませんでした。


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