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和埜【わの】

和埜【わの】

『人生には余白が必要である』 映画と音楽と本が好き たまに路地裏で撮り歩きしてます 東京/アラサー/ITインフラエンジニア
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和埜【わの】

和埜【わの】

※ネタバレを含みます

本当に愛した人は逃亡者でした
本作は1987年のレイバーデー(9月1日)を含めた5日間の物語

夫が職場の秘書と駆け落ちしてシングルマザーとなったアデル
愛を失い、鬱状態となった彼女は家に引きこもる日々を送っていた
転機となったのは、月に一度のスーパーへの買い出し
逃亡中で怪我を負っているフランクと出会い、半ば強引に家で休ませてもらえるようせがまれる
家で匿っている間、最初はアデルと息子のヘンリーは通報を試みようとするが実際にはしなかった
翌日からフランクは車や風呂場や発電機の修理をして、三人でアップルパイを作り、野球の作法まで教えた
それは立派な家族そのものの姿でした

ある日、アデルとフランクは亡命することを決意する
まだ中学にも入っていないヘンリーは賢く、アデルからそれ聞いた時のひと言には涙を誘わた
「僕、またママに会える?」
「なぜ?フランクと私とあなたの三人で行くのよ!置いていくわけない」

亡命の日、ヘンリーは実の父に手紙を書いたが、それがきっかけとなって事態は彼らにとって思わしくない方向へと進み出す


1987年の9月、アデルとフランクは出会ってしまった
そして彼らの間に生まれた愛はどこへ行くのだろうか


とても綺麗な映画でした

#とらわれて夏
GRAVITY
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