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ようやくまともな会社に入って働けるようになって1年が経った。長く勤めたいという思いが強い。

この間の就職・転職の際に参照したかったデータはこの辺だと思う。

1.社内の年齢構成の階級別ヒストグラム
2.社員数(社会保険被保険者数)の5年分くらいの月別推移の折れ線グラフ
3.社員の年収の階級別ヒストグラム

正直採用大学一覧とかよりも重要な指標かもしれん。

年齢構成と年収の構成から会社を構成している社員がどういう傾向を持つのかということを掴める。月別の社員数構成を見ることで周期的、傾向的な離職(定期的にハラスメントによって若い社員が潰される事例があるとか)が発生しているのかどうかがわかる。

もう一つ必要なのは5年分くらいの月別入社数か。毎月採用してると社員数の統計の数字だけでは、ハラスメントによる離職という傾向を掴むことができない。

具体的な話で言うと
新卒で入った会社ならば、
4月に入社があって社員数が増えた場合、秋口から年度末までに離職が頻繁に発生しているという推移がグラフから読み取れる。ここから増えた社員が退職に追い込まれる何らかの事情が会社の中にあることが読み解ける。例えばパワハラが示唆される。

前職ならば
年齢構成から30代の社員が極度に少なく若い社員と氷河期世代やその上の年代の社員が多いことが掴める。その上で年収レンジが同業他社と比べて低いことから、転職しやすい新卒入社の社員や30代くらいの社員は年収アップのため転職してしまう。
そして若い社員と年齢的に転職の厳しい上の年代の社員が残ってしまうという構図がデータから読み解ける。

といった具合。

仮に妥協して、そうしたダメな要素が読み取れる会社への入社を検討することになった場合は、

1.パワハラが横行している会社ということが示唆される場合は、自分の資質とも相談しつつ、無理そうと思ったら忌避する
2.年収の問題があるが、職務経歴書上の経験はつく会社であり転職もできていることが推移から示唆される場合は割り切って入社の判断をする。

こうした動きをとる上でも企業の月別の社員数の推移、月別の入社数の推移、社員の年収のヒストグラム、社員の年齢構成のヒストグラムくらいの情報は欲しいもの。

そういう意味じゃ就活生や中途の求職者には十分な情報が現状与えられないと言えるし、会社ガチャである。
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駆け出しエンジニアなるものが昔流行った。社会の中で何者にもなれそうもない自分というのがSNS社会の中でくっきり見えてきて、なんだかわからんがITエンジニアなら食えるらしいと素養も何も無い中なろうとした人たちが踊らされた。そうした事例だったのだろうか。

就職氷河期から2010年代前半にかけてはIT業界が過酷で不人気だったこともあり、業界の中で末端からサバイブして転職を重ね高給を得るようになった人も少数ながらいた。間口が広く、こうしたケースがあった。

2015年以降IT業界ではスタートアップ投資の高まりや人手不足もあり経験者エンジニアの給与水準が上がっていった。
こうした人材需要に伴い、インフルエンサーによりエンジニア転職が煽られていった。
そうした背景の中本来エンジニアの必要な素養のない人が、数多くプログラミングスクールに飛び込んできた。
私は前職でそうした人たちを末端の運用エンジニアという形で僅かながら視認したが、
この稼業をやってきた中でほとんどそのような背景の同僚は見かけなかったし、おそらく予後はあまりよろしくなかったと思われる。

素養もなく、もともとプログラミングなんて好きでもないこうした人々は、極めて初歩的なプログラミング課題をやったことを日々ハッシュタグをつけツイートしていた。

もちろん情報商材屋やプログラミングスクールなどからすれば、自分たちの側に囲い込むためのイニシエーションのようなものに過ぎなかったのかもしれない。
でも当のエンジニア志望者にとってこの営みの意味することは何なのか?
長いことよくわからなかったが、最近好きでもない対象を無理に好きだと思い込もうとするそうした行為としての側面があったのかなと思い始めている。
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