
nana
『恋愛ってひとくちに言ったって交際も、結婚も、性も、男も女もちょっとずつ似て非なるものでしょ
まるで数学のベン図、AかつBみたいな、そんなかんじ』と過去のわたしは言ったそうで
猫
音楽
映画
椎名林檎

nana
いざ退屈になると焦って何かし始めちゃうの、
なに?

nana
彼のことがだいすきだ
穏やかで優しくて「ありがとう」と「だいすきだよ」といつも言ってくれる
スペックを見ても
京都大学院卒、上場企業勤務、役職にもついているし
実家もまあまあ太い、友人も多い、理系口下手なので恋愛遍歴も多くなく、浮気の心配もすくない
優良物件、スパダリ
そう呼ばれる類の人かもしれない
そんな彼と結ばれて嬉しい反面、
「そんな彼と結ばれた」ということが私のアイデンティティになってしまう気がして
ひとりで生きていたとき、
自分自身に価値を見いだそうと必死にもがいていた私がなくなってしまう気がして、
すこし怖い

nana
相手の言葉のその奥の奥、第二、第三の想いまで汲み取れてしまって
自分の言葉の本質に第二、第三の建前を乗せて
話すことがある
無意識にそうしてしまうことがある
感情のインプットは心で
想いのアウトプットは脳で
内省、内観、かえりみる、
心を考えるということなのかしら
そうして、どっと疲れを覚えることがある
緊張するとか、神経を張り詰めるとか、
そういうことではなくて
自分と相手の感情を深く深く掘り下げて
理性で理解しようとするとき
言語化できない疲れがやってくるときがある
そうして、あ、心と頭ってやっぱり別物なのかも、
と思ったりして
たくさん眠ることにしている

nana
今日のわたしはかわいいぞ

nana
「20代のうちにやっておいた方がいいこと」
という触れ書きの本を堂々と手に取ること

nana
彼 「新居の手続きやっとくよ、電気とかガスとかさ」
わたし ちょっと眠くなってきた…… スヤ
彼 「まだ引越しの準備はじめてもないのに」
わたし めちゃくちゃ寝てしまった本当にごめん
彼 「手続きやっといたよ」
わたし 本当にごめんね
彼 「かわいい寝顔見せてくれてありがとう」
わたし 優しくてありがとう
彼 「優しい気持ちにいつもさせてくれてありがとう」
勝てん、人ができすぎている

nana
「週末最高、こんなに楽しいなら来週もがんばれそう!」
日曜日の22時〜24時くらい
「まあまあ、日曜日はまだ終わってない
まだ悲しまなくていい」
日曜日の24時〜
「いよいよ来たな月曜…仕事いやだ行きたくない…」

nana
できることを褒めちぎるのはもちろんだけど
できてもできなくても愛している
ということを一生言いつづけたい

nana
とても人間関係に恵まれていきてきたのに
頑張らないと認めてもらえない
という漠然とした不安から
頑張らないといけない環境に身を置きつづけてきたような気がする
いつからか頑張ることが自分の性格だと勘違いするようになって
もっと頑張れる場所に行きたいと
自分の望みだと勘違いするようになって
ここまで突っ走ってきたのかもしれない
ふと我に帰ったときに
何をこんなに頑張ってんだろう
誰に認められたくて頑張ってんだろう
頑張らなくても、無条件に認めてくれる人がこんなにたくさんいるのにな
と思うとき
抱えてるものぜんぶ投げ出して
子どもみたいに泣きたい

nana
結婚の相談をすると
「夫婦生活でうちらに求められてんのって
毎日頑張ってはたらくこととか
いっぱい稼ぐことじゃないんじゃないかって
それが得意な男の人はいっぱいいるじゃん
じゃあ旦那に任せても良いんじゃないかって
代わりにうちらがやってあげられることって
自分の機嫌を自分でとって
旦那さんにも機嫌よくなってもらうことかなって
思うと、専業主婦も意外と悪くないよ」
と言っていて、
専業主婦って古いとか
退屈そうとか
なんのメリットがあるんだろうとか
考えてた自分が恥ずかしくなって、
2人暮らしをする中で
お互いのことを思いやった上で
たどり着いた形が専業主婦でしたって
なんか、目からウロコだったし、
とても素敵だとおもった

nana
一刻もはやくねこになりたい!!!

nana
のんきな私 もちろん
「僕ら2人の職場と君の実家の距離から計算するに
候補となる駅は3つ」
ふむふむ
「駅A.B.Cをそれぞれ電車本数、商業施設、治安などの項目で点数化して」
うん
「さらに各項目をどのくらい重視するかで重みづけをしてみたのがこちらの表です」
ほう…
「結果、1番高い点数になったのは最寄り駅Bでした」
で?
「で?」
え?点数が高いのはBであることは分かった
で、あなたの気持ちとしてはどこに住みたいの?
「僕の気持ちは重みづけに反映してあります」
………
じゃあBでいっか!!!!
「えっ、いいんですか?」
えっ、だめなの?
という会話をくりかえしているので
一向に何も決まらない

nana
毎日忙しく生活していて
それなりに結果もでていて
職場の人はやさしくて
取引先もやさしくて
お給料も上がったし休みもふえた
プライベートだって
誠実で優しい彼と結婚の話を進めていて
毎週末一緒に過ごして
これからの生活にわくわくしている
はずなのに、夜になると
どうしてこうも不安になるのか
どうして今のままじゃだめかもしれないって思うのか
もっともっとって思うけど
何がもっとなのか分からない
もう充分もってるはずなのに
なんて
ぐるぐる考え事をするときに
やめたはずのたばこに手が伸びそうになって

nana
帰りぎわ、
次は朝まで飲もうな
と男友達に言われ
じゃあきみの家にしよう
とふざけて笑うと
男の家に泊まるってちゃんと彼氏に言ってから来いよ、
心配かけんなよ
とまじめな顔で言われて
こいつ男だったんだなと再認識してきゅんとしたし
まじめな顔でまじめな事言ってるのにもきゅんとした
わたしは本当にちょろい

nana
お腹もすいてない、
でも血糖値が下がっていく感覚と脳がストップする感覚があるから
ものを食べる
という習慣が慢性化してきて
そろそろやばそうだな…
健康的に食事ができる人間になりたい

nana
実はバンドをくんでいる。
普段弱々しい彼が
ライブでめちゃくちゃ色っぽいギターソロを弾いてることに興奮したし
その後帰ってきて「いっぱいまちがえちゃった」とふにゃふにゃ笑っているのを見て
また大興奮した。

nana
笑顔がデフォルトだと思って生きてきた
だから真顔でコミュケーションをとってる人をみると
なんでそんなに怒ってんだよ、
と思う
でもそれと同じように
真顔がデフォルトだと思って生きてきた人もいて
笑顔でコミュケーションをとってる私をみると
なんでそんなに笑ってんだよ、
と思うことがあるそうだ
何がおかしい?
バカにしてんのか?
と言われることもある
バカにはしていないが
バカにされることが多い人生だったのかなと
邪推して
きっとこの人と人生が交わることは一生ない
と確信する瞬間だ

nana
抱きしめられず壊すんだろう
踊り疲れてねむるんだろう
誰にも分からない僕らの
where the wild things are
です

nana
もうすぐ一緒に暮らす手はずをととのえている
というタイミングで元彼に再会し
やっぱり結婚するならお前しかいないと言われ
見た目はすきじゃないが安定した将来が見込める今の彼と
人生で1番大恋愛だった元彼との間で
めちゃくちゃ悩む…………
という夢をみて
目が覚めてもまだ悩むあたり、
本当にあほだなと自分でもおもう

nana
ガチ文系わたし ううん、もういいの 許すよ
「反省してます」
もういいよ、仲直りのハグしよ
「ハグの前に説明させて
俺の悪かったところは3つあるよね
あれと、これと、それ
で、それぞれに3つの打ち手を考えてみたんだけど…」
本当に理系だねきみは、大丈夫だいすきだよ
「ありがとう、俺もだいすk」
あ、でもさっきの君の理屈は少し論点がズレてると思うよ
まず君の悪いところの3つのうち2つは因果関係にあるよね?
つまり原因と結果がごっちゃになってるってこと
これを整理すると君の悪いところは2つで、その理由が1つに集約される、ということだね
よって打ち手も1つに集約できるよね
改善策は数が多くても改善できないと意味がないからシンプルなコト1つに絞った方が効率的だよ
だから打ち手も1つでいこう、これで原因と結果と解決策が1つにまとまったね(ニコ)
「…………おこってる?」
怒ってないよ!だいすきだよ!!ハグしよう!!
いまだに彼は「感情と論理がこんなに一度に共存することあるかな…」
とぼやいている

nana
地下の通路で
右手にフランスパン3本分の袋
左手にワインボトルの入った袋を抱えて
ひょこひょこと体を左右にゆらしながら
早歩きしてるおじさんがいた
あした有休かな、ほほえましい

nana
あなたに触れて確かめたい
あたしの胸の中が
すり切れる音が本当に聴こえるのか
です

nana
歳を重ね空をみた時
きっとすごく幸せなの
あなたとわたし
ああやだ、涙がでる
です

nana
寝る前いっしょにすまほをみていて
さあ寝ようか、といいながら
わたしの上でさっとめがねを外すとき
死ぬほど興奮する
寝れるわけない

nana
ふいに微かな異臭が気になって
……!?
これは………
チーズか……?
と口臭警察になっちゃうのやめたい

nana
甘味も苦味も酸味も塩味も
味覚だけ楽しむなら飲み物で充分まかなえるよな…
と呟くわたしの隣で
でもさ!食感とか歯ごたえとか舌ざわりは
咀嚼しないと得られないよ!
あとほおばるっていう贅沢もできない!
と言いながらから揚げを口いっぱいにほおばる友人、かわいい

nana
もともと骨格ウェーブ貧乳なのに
さらに鎖骨までうきだしてきた
Vネックがにあわねえ

nana
物がふえるのを嫌って美容系のアイテムはほぼニベアでやってきたのだけど
ここ最近、日曜日の夜は自分に時間をかけると決めて
体のパーツごとにケアアイテムを揃えたら
肌はうるうる
唇はぷるぷる
髪はツヤツヤ
手はすべすべ
ひじひざつるつる
足裏もちもち
バストもふっくら
お尻はぷりぷりになったので
もう最高の女、大モテまちがいなし
と思いながら幸せな気持ちで眠りにつける

nana
声のトーンや言葉のチョイスで
心の機微を察してしまうので
そういうことに鈍い人を見ると
非言語からも多くを汲み取ってくれよと
イラッとすると同時に
言語情報だけでコミュケーションをとってるなんて
楽でいいなと羨ましくなったりもする

nana
絡まるエクステンション
引きちぎってさっぱりだわ
まとわりつくものはない
です

nana
寝る前の彼 「きみと付き合えて幸せだよ
出会ってすぐ俺をご飯に誘ってくれてありがとう」
寝る前のわたし 付き合うのもわたしからだった
「旅行の提案もきみから」
家にさそったのも
「手を繋いだのも」
キスも
「……………」
隣で寝ようって誘ったのもね
「うん………」
どうしたの
「情けなくてごめんね」
思ったことないよ
「あとさ…
思い出したら興奮してきちゃった
いい?」
なさけなくてかわいいな…

nana
ニキビと肌荒れに悩んでいたわたしが
年のせいで甘いものが苦手になってきて
ここ2.3年チョコレートを食べる頻度が週3程度になっただけで
すっぴんでファンデーションどこの?と聞かれるようにまで成長したので
チョコレートって本当に恐ろしい食べものらしい
しかしうまい

nana
毎日時間になったらちゃんとお腹がすいて
周りを気にしながらカツ丼をかきこむような
人生を歩みたかったと思うよそりゃわたしだってさ

nana
かかりつけ医者 「食事と運動と睡眠、健康の基本です見直してください」
わたし 運動キライ…
「好き嫌いは聞いてません」
お肉もキライ…
「好き嫌いは聞いてません」
寝るのはすきです、一日中寝てられます
「まさか、寝る前にコーヒーを飲んだりしてないよね?」
飲んでます、寝るまえに一杯のコーヒーは至福です
「それは睡眠とは言えません
惰眠を貪っている、と言います」
医者、そんなに言わなくてもいいじゃない

nana
わたし いいえ
「辛いものは?」
週に1.2回
「お酒は?」
週に1.2回
「コーヒーは?」
1日5杯くらい
「ぜーんぶだめ!1ヶ月禁止」
えっ、どれをですか?
「えっ、全部に決まってるでしょ、話聞いてた?」
そこをなんとか…
「ただでさえ低血圧で低体温、血管もやせやせ骨はスカスカなんだから
そろそろ健康に興味もってくれない?」
こうして世の楽しみの8割を奪われたのである
ケンコウニキョウミ…

nana
だいすきだよ
と言ってくるので
いじわるをする気持ちで
するのがすきなの?それともわたし?
と聞いたら
そんな質問させてごめんね
と深く反省しはじめてしまって
いやらしい雰囲気もなにもなくなってしまって
しゅんとしてしまったの、
とてもかわいい

nana
ずっとねころんだままドラマ観てたい
仕事なんてしたくない
と言いながらドラマ観てると
うわー刑事とか分析官とか
なりてえな〜仕事がんばってるひとかっこえ〜
わたしも仕事がんばるか〜
となってなんとなく元気でてくるの
我ながら便利な思考回路してる

nana
風邪で1日は短いし
インフルエンザで1週間は長いから
3日くらいでパッとかかってパッと治る感染症ないかな〜〜〜〜〜

nana
将来後悔しますかね…?って毎回きいてくるので
後悔というのはたぶん過去について悩むことで
将来後悔するかどうかは将来になってみないとわからないし
将来というのは結局今の延長線上にあるわけで
今後悔しないことの方がよっぽど大事だよ
とまくしたてると
早口すぎてよく分からなかったけど
そんなアツい先輩が好きっすよ
と言われてこっぱずかしいね

nana
追い風よ
さあ
ふいてくれよ
背後はもう思い出
です

nana
肌はつやつや
ほっぺはほんのりあかくて
髪もぬれていい女のわたしが映っていて
えーめっちゃかわいい、明日前髪あげてみよう
と思うのに
次の日の朝になったら
顔くすんで丸すぎて前髪あげられない
を繰り返す毎日であるな

nana
当時の友人が同じ温度感で接してきたとき、
今のわたしは最強なので
あの時から何も変わらないと思っているのだなと
肩のほこりを払うような扱いをすると
変わっちゃったねと驚かれることがある
いつまでお前の自尊心をくすぐるための道具でいると思ってんだよ
と内心毒づきながら
そう?あの時と心の中はかわらないよ、と言っている

nana
うちのわんちゃんが、ではなくて
実家の犬が、とサラッと言える人です

nana
もう一生心を許せないだろうなと思うのは
ペットを「犬」と呼んだ時に怒るタイプの人です
もしくは「匹」という単位を頑なに拒む人です

nana
ありがとう と応えるのはあまりにもかわいくないので
だいすきだよ と言われて
わたしもだいすきだよ と応えるようにしたら
おれもだいすきだよ とさらに返ってきた
気持ちの総量で彼に勝とうとおもうと
私からだいすきを切り出さないといけないらしい

nana
感情の起伏が激しくない、やや人見知りな普通の子
と言われているそうだが
感情を出す相手を選んでいることも
いけめんと2人の時は口数が増えることも
女の先輩は褒めておいた方が良いことも
マネージャーの前では難しいけど挑戦してみますという姿勢を見せていることも
ぜーんぶ意図的なセルフブランディングだとばれたら
一体どんな顔をされるかな

nana
濁したライター
という最高の歌詞