GRAVITY/黒い猫

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黒い猫

書いたり書かなかったりする仕事をしたりしなかったりしています。かつての専門は現代美術でしたが草むらで遭難しました。たいてい川の近くか喫茶店にいます。死ぬときに「よく寝た人生だった」と言いたい。千葉市→つくば市→東京（三鷹市→杉並区→文京区）→ 石川県金沢市在住。好きな果実は、細野晴臣／山本耀司／ニコラス・ケイジ／ビル・ヴィオラ／ラフマニノフ。

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黒い猫

フィルムで撮った写真は印画紙に焼いたものだけでなくフィルムスキャンデータでも遠い日のことだ思えるのだが、デジカメで撮った写真は、例えば今は誰も使っていないような小道具などが写り込んでいないとうまく時を流れてゆかない。これは後者で２２年前の岡山にて。

あ、ちょっと計算とかしないでくれるかな。

黒い猫

寝る前に20世紀の頃の明和電機ライブ映像を見ていたら、それに直結した夢をみた。イカリを揚げようとか地球のプレゼントとか、きゅんというか胸ぐらギュッ。

在学中に撮った学生部屋の写真は無いんだけど、夜な夜なやってた宴会みたいので適当に回したDVテープは家のどこかに何本かある。貴重史料。データ吸い出しておくか。

貼付写真は卒業後のもので、当時はトイレは光っていなかった。今はもう全体的に光っていて面影ほぼなし。懐古。

黒い猫

ひさしぶりに金沢周遊バスに乗ったら内装が変わっていた。これは尾山神社オマージュなのかしら。

#金沢

黒い猫

長く抱えてふやけている問題の一部が解決したような気がしたけれども、再確認したらまったくそんなことはなかった。夢から覚めたので、元気にため息をつきながら地道に作業を続けます。としたためて今から貪るのは惰眠です。

今日夕方に立て続けにした投稿って内容がほとんど同じ構造だったなと気づいて赤面しながら眠るのです。悪夢を見て、心が動いている状態で目を覚ましたい。

黒い猫

書きたいことがあるのではなくて、投稿したいだけなのです。存在をあなたのタイムラインに貼りつけたい。というのは文字数が少なくて不満だから付け足しただけで思っていないことです。

黒い猫

人間が近づいても逃げないスズメだっているのだから、世界は広い、以外で結びたいけれど。けれどの続きすら思いつかない。

黒い猫

窓は外から内を覗くにかぎるとか思っていないことも書ける。豚こま２キロと鳥むね１キロ買ってきました。重かった。嘘も書けるけれど本当のこと。

黒い猫

木は建物から生えるもの云々と書こうと思ったけれども、後ろから生えていたような気もしてきた。というか、後者に見える。

ずいぶん前のことなので思い出せない。確かめに行きたいのかどうか自身の内を探っていたら眠くなってきた。

黒い猫

混雑している大阪駅で、立ち止まってこんな写真を撮れてしまうサンダーバード乗り場11番ホームは隅っこ。隅っこは落ち着く。

黒い猫

見切れた風見鶏は動かない。砕けた壁の間から見える毛のぱさついた偽の空の様子。本当の空っていったいなんだ、と少し思って、考えずに忘れる。

#イマソラ

黒い猫

大阪某所のダイエー６階にある気になっていた喫茶店にきた。全席喫煙可で煙の歴史を吸収した壁は美しい色。落ち着く。賑わっており、全景写真はなし。

ほぼ常連か。後からきた男性二人組は千円札をカウンターに置くとおばあちゃん店主に声をかけ、自分でレジの小銭入れから釣りを持っていった。好き。

#喫茶店

黒い猫

もしもアートが美術と訳されなかった環境下で生を受けていたら、という興味はあるけれど、そう訳された結果の此処で生まれ育ってきたことに不満はぜんぜんない。くっつけた写真はあまり関係ない。

黒い猫

国立国際美術館を訪れた、その２コレクション展。すべてが好きというわけではないけれど、それでもやっぱり宝の盛り合わせ。

ここにラウシェンバーグの大作なんか混じっていたら羽つき悪魔に胸部を射抜かれるところだった。美術館は危険。少し大げさに書いていますが、大嘘をついているわけでもない。

#現代アート #国立国際美術館

アートの星

黒い猫

国立国際美術館を訪れました。写真はボルタンスキーとティルマンスとルイーズ・ブルジョワ。他にも宝が山盛り。

ティルマンスの静物やシンディ・シャーマンの作品に触れて十代の頃を思い出し、それを今の鏡に映すなんて余計なことをして、時間は取り返せないものだなと普通のこと普通に思った。

#現代アート #国立国際美術館

アートの星

黒い猫

五百円。喫茶店でモーニングを注文したのは何年ぶりだか思い出せない。記憶のバケツをひっくり返しても見つけられないから一度もないのかもしれない。

バケツの底にへばりついていた、金沢へ越してきたばかりの頃にコメダで食べた。なんだつまらない、初体験じゃなかった。

#喫茶店

黒い猫

二条城のキーファー展へ行ってきました。歴史と空間とも拮抗している展示で満足できました。

欲を言えばめったに触れられる機会がないずっと昔の平面も見たかったけれど、美術館じゃないから古いものは特に作品の保全が難しいか。

#キーファー展

アートの星

黒い猫

約三ヶ月ぶりの大阪、喫茶店タンネ。季節が変わり、中庭に面したガラス戸が開いている。風が入ってきて心地よい。十五回目くらいの訪問になるかしら。

#喫茶店

黒い猫

暗闇のなかソファでまどろんでいた。寝床ではない場へ眠りが近づくのは珍しいので写真を撮ってやろうと思ったら逃げた。適当に手を伸ばしたら幸運にも捕まえることができたから、しっかりと握って眠ろうと思う。

#おやすみ

黒い猫

早まって四つ葉を見つけたなんて投稿をするところでした、危ない。俺の目はなにを見て頭はなにを参照しているのか。不安になる。

黒い猫

天神橋の袂にある緑地へやってきました。珈琲を飲んでいる間に空の色がずいぶん変わって、いよいよ今日も日が暮れる。

#金沢 #浅野川

黒い猫

下手くそで雑な指示をすると猫を存在させるための地面が無理矢理に創造される。低木にまで桜を開花させてくれるサービス精神旺盛な右がchatGPTで、川を見てって言ってるのに顔を出したがる俺みたいのがimageFX。

黒い猫

川へ作文をしにやってきました。石段に腰を下ろしていたら雨粒がスマホ画面に落ちてきて、要らぬ操作補助をしはじめたから橋の下へ移動しました。折りたたみ椅子を持ってくればよかった。

#金沢

黒い猫

いつもの川、浅野川で夕涼みを兼ねて放心しています。放った心が夜空に吸い込まれてゆく、ということはなく、ぼちゃんぼちゃんと川に落ちるのでそんな様子を眺めながら時々指差して嘲笑し遊んでいます。趣味みたいなもの。

#金沢

黒い猫

川を眺めているところを撮ってもらった。どうせ生成AIでしょと言われそうですが、その通りなので言わないでください。背景をいつもの川にするのは面倒でサボりました。

黒い猫

そんなに。そうだ、たしかに合っている。単位を年として突きつけられると印象が異なる。ここはひとつ驚いておく。うわぁ、びっくりした。

黒い猫

ひさしぶりに川岸から続く陸が現れて、ここまで立ち入ることができました。水面を歩く力を失ってしまい不便。

黒い猫

拙宅にこの色が足りないように思い、かたちにも一目少し惚れして緑地で拾ってきました。しかし帰宅後に挟んでいたノートから取り出したら、要らないかもしれないという気分になってきました。数日様子を見てみます。

黒い猫

ひとりポツンと咲いていて、鏡かと思った。いいえ、俺は咲いていないので鏡だなんて思うことはありませんでした。嘘をつきました。

黒い猫

大手町交差点（金沢市）名物の傾いた信号機。ずっと標識に寄りかかって休んでいるのかと思っていたら、自立していました。

#金沢 #信号機 #ひと休み

黒い猫

さむい。いつもの緑地で陽光にしがみついています。背中に感じた視線の主はシロバナタンポポでした。浅野川の流れる音は温かいけれど、面を眺めると冷たそう。水遊びはまた今度に。

#金沢

黒い猫

結晶化した惰性の収集ばかりしていて、もう趣味だと言えそうだ。標本にして飾りたい。
きれいに違いない。ラスベガスの、カッコつけました、正しくはパチンコ台の電飾みたいに。

凡庸ポケットに楽観と悲観の両方を入れていて、これは後者だけを引っ張り出した投稿です。嘆いていません、それが問題。

#趣味

黒い猫

昨夜、高校の先輩から「明日金沢へ行く」と連絡があった。夕方に梅の橋の上で11年ぶりに再会した。浅野川沿いを散策した。

先輩の子ふたりも一緒に。中学一年生の女の子と小学三年生の女の子。前に会ったとき前者は２歳で後者はこの世にいなかった。だから前者はひさしぶりで後者ははじめまして。

それから行きつけの喫茶店に入って、カウンターに四人並んで座った。

黒い猫

上流で雨が降っているのでしょうね、昨日は澄んでいた水が濁っています。
と書いているスマホの画面に小さな水滴がひとつふたつ、三つ四つ五つ。

#金沢

黒い猫

忍耐力がゼロでごめんなさい。たくさんの人が思いついて、自制心から黙っているとは思うのですが。怒涛のドトール。

黒い猫

飛ぶのか？撮るぞ！とスマホを構えていたけれど、こちらへ歩いてきました。
ウェルカムカラス🐦‍⬛、絵文字がそっくりだ。

黒い猫

焦ったところで秘められた力が出るということもない様子なので、淡々とこなそうとしているけれど、こなせているのかはわからない。

脳の休憩だといいつつ、ため息を吐いたり卑猥なことを想像したりする時間が多すぎるような気もするし、必要十分のような気もする。これもやっぱりわからない。

#わからない

黒い猫

あたまの中を撮った。写真は嘘をつく。そうでなければ雨に濡れた干し草の横たわる姿が写るはずだと思う。ちがう、べつになんにも思っていません。

黒い猫

俺にも橋の一本くらい支えられる力があったらなあ。構造計算もできないし、腕力もない。諦めることはなく、前者ならば今からでも鍛えることができる。でも、やめておく。橋を支えたいという願望はさほど強くないと気づきました。

黒い猫

生きものを投稿したくなりました。以前、いしかわ動物園で出会った者たち、みんな元気に暮らしているといい。

黒い猫

地面じゃなくて壁です。薄々気づいているのだけれども、こんなことをしている場合じゃない。

黒い猫

ふと見ても見なくても、座っているベンチに同席しているものがあった。俺が置いたのじゃない。信用がないから本当って書く。本当です。

黒い猫

作業をしにきたのに冬には見られなかった色が散らかっていて、だから気も散る。しかたがない。

黒い猫

もふもふ、ぬくぬく春らしきもの。吸いたいけれど他人の目を気にして生きているからしない。

黒い猫

十六茶のペットボトルにコーヒーをいれて持って緑地に来た。いつものベンチに座って背を椿に見られている。たぶんスマホ画面も覗かれている。絡まれそうなので視線を合わさずに撮った。

#金沢

黒い猫

温かい牛乳をください。屋外で過ごそうと思っていたのだけれど、軟弱な者は雨と寒さに負けて喫茶店へ入りそう言った。

やはり、今日も日常のようななにかのなかで時間を貪っている。砂が混じっていやがる。