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犬です。人間だったころの思い出をつぶやきます。尊敬する犬はパトラシエです。

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福井の賢侯・松平春嶽の視点で幕末から明治維新を描いた歴史小説。あくまで小説、創作の部分も大いにありますが、薩長土ではない幕府内の軋轢や衝突は読みごたえ充分。脇役の龍馬や西郷どんも良し。福井県民は必読。

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#NONE

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鎧武映画だったはずですが主演は実質半田健人。555対X、桐山漣ジョーカー対BLACKなど鼻血必至のサービス過剰っぷり。破綻した脚本、カット毎に太陽の位置が変わる低クオリティ作品ながら面白さが異常です。

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新書は粗製濫造の先入観があって普段手に取らないのですが本書は別でした。目次だけで8ページ、果物の品種改良に対する情熱や本気が溢れすぎた渾身の力作。これ一冊で何本もの創作物の可能性を秘めた企画の塊です。

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『三四郎』に影響を受けたといわれる青春小説で漱石らしき人物も登場。美形で資産家の文学青年が主人公のモテ無双小説。まったく共感できませんが明治知識階級の空気は興味深い。新潮文庫版は注釈が詳細で捗ります。

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逆シャアから12年、ブライトとミライの長子ハサウェイ・ノアが主人公の劇場版アニメ。長篇の原作小説を90分でどう展開するのかと思ったら序盤のみで終了。検索したところ三部作のようでひと安心。次はいつなの。

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『スラムドッグ$ミリオネア』デーヴ・パテール監督・製作・脚本・主演。『ジョン・ウィック』すら温かった、インドの神猿ハヌマーン復活を描く嗚咽必至の復讐劇。11000回転で爆走するトゥクトゥクも最高です。

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福岡県内各地の古墳群を紹介する、地味かつストライクな一冊。連休のおすすめ穴場スポットを訊かれることがあり、その際には古墳を提案していますが、その後は誰からも感想が届きません。楽しいのに。人も少ないし。

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#Z900RS




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#Z900RS


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#NBOX




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1st第15話の同名エピソードを劇場版リメイク。TV版とは異なりブライト艦長がお笑い担当のトンチキ回状態ながら、ドアン専用ザクの戦闘場面が非常にカッコいい。旧型なのに圧倒的な強さという至高の展開です。

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#NBOX


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一年戦争、グリプス戦役、ネオ・ジオン抗争と、およそ14年間に亘ったアムロとシャアの因縁に決着をつける歴史的名作(ただしガンダム史)。唐突に現れた軽率な少年の後年を描く『閃光のハサウェイ』も観なければ。

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夫から自由になるため鎌倉の縁切寺へと駆け込む女達。歴史的背景と人情を丁寧に織り込みながら、自らもDVで夫人を虐待した井上ひさしは何を思いながらこの連作を描いたのか。人間の両面を浮き彫りにする一冊です。

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どこかで誰かが見ていてくれる、「先生」こと日本一の斬られ役・福本清三に捧げる1本。ラストサムライはトムさんではなく山口馬木也。チャンバラ好きは涙が止まらないクライマックス。最高の時代劇100万点です。

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『猫とともに去りぬ』のロダーリによる児童向け短篇小説集。20作品全てが3つの結末に分岐するマルチエンディング。ハッピーエンド、バッドエンド、メリーバッドエンド、どれも味わい深い。星新一好きにおすすめ。

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SW初期3部作ではEP5が大傑作であるように、ファーストガンダム劇場版はこの第2作が白眉。カイとミハル、刹那の悲恋ドラマ。小ネタではジャブローにルパンと次元がいるほか、スレッガー中尉の声は五ェ門です。

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世界を救うの?救わないの?どっちなの?思春期男女のもどかしい進展に身悶えさせられるタイムループ青春ロマンス。イラっとさせられるのは脚本上の罠。終盤の展開と素敵な結末、腹八分目くらいの満足感が絶妙です。

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劇団・天井桟敷を主宰した寺山修司の自叙伝。故郷の青森を捨て新宿の酒場と競馬場で過ごした青春時代の記憶と、引用される詩の数々。『家出のすすめ』や『書を捨てよ、町へ出よう!』と共に味わいたい自由への賛歌。

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薬師丸ひろ子&真田広之主演のSF時代劇アクション。女子供にも容赦ない暴力描写、次々と斃れていく八犬士。さすが仁義なき深作欣二。千葉真一、志穂美悦子、大葉健二らJACスターvs夏木マリの怪演も見どころ。

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ハンガリー発のタイムループSFサスペンス。起点と終点がないまま何度もループさせ、パラドックスを活用する斬新な演出が見どころ。ストーリーとは無関係ながらハンガリー生産スズキ・スイフトが目に付くのも新鮮。

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ライアン・ゴズリング&エミリー・ブラント主演アクションコメディ。スタントマン視点での映画制作映画かつ燃え&メタ要素満載のスタント大感謝祭。ほぼ主題歌のKISS『ラヴィン・ユー・ベイビー』がさらに熱い。

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「なまけものは人間の至高のすがた」
これぞ至言。空想癖や蒐集癖、妖怪の魅力、マンガを描く方法、戦争の悲惨さ、南方の楽園生活など、『ゲゲゲの鬼太郎』水木しげるによる貴重なエッセイ集。さあ明日もなまけるぞ。

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学園青春コメディだったトム・ホランド「ホーム」3部作で、遂に真のスパイダーマンの姿へとたどり着く完結編。「悲しみこらえ 友をも捨てて 悪を探り 空駆ける」と東映版の歌詞にもあります。嗚咽不可避の名作。

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結婚式当日が繰り返されるタイムループ・ラブコメディ。ループ中の悪ノリがエスカレートして、C-4爆薬なんてどこで手に入れるのかと、ツッコミとビールを際限なく楽しめる良作。脇役J・K・シモンズも最高です。

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女子大生の「プロ野球選手と結婚する方法」、文学史への挑戦「『坊っちゃん』と瀬戸内航路」など、斜め上の知的探求心が爆発した珍研究を紹介しつつ、学問とは問いに学ぶことだと啓蒙する良書第二弾。おすすめです。

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その情報、安易な拡散前にまず日付および複数ソース、エビデンスやバイアスの有無を確認。目の前のデマに惑わされないリテラシーのための教科書。中高生向け企画だと思われますが、大人こそ読む価値がありそうです。

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15年かけて国語辞典編纂に携わる人々を描いた傑作。脇役ひとりひとりまで名演のなか、チャラくてダサい先輩オダギリジョーこそ最高のヒーロー。映画ではカットされたマジメ君の恋文を全文掲載した原作小説もぜひ。

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絵柄でスルーしていましたがこれはヤバイやつ。制作進行の中でも特に編集作業、誰に何を伝えるかの取捨選択の苦楽を描いた一本。「映画を撮る映画の中でも名作」という評価にも納得、尺までもがエモすぎる傑作です。

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デイヴ・バウティスタ&ソフィア・ブテラ主演。『ジョン・ウィック』『天国に行けないパパ』を混ぜた感じのアクションコメディ。暗殺者を次々と返り討ちにするキレッキレの野獣と美女。劇場未公開の隠れた良作です。

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広告業界の超絶ブラック現場で永遠に繰り返される1週間。先読み困難な展開、オカルト後輩や推し活先輩キャラが強すぎず弱すぎず絶妙、さらに上司役マキタスポーツがすばらしい。低予算タイムループ映画の快作です。

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映画字幕のプロによる翻訳エッセイ。文字数、納期、ルビや約物といった苦労話のほか、吹替翻訳は手間が3倍でもギャラが同じだとか、同業者の翻訳が気になって集中できない裏話も興味深い。翻訳家の皆様に感謝です。

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現代に転生した諸葛亮孔明。その深謀遠慮でミュージックシーンを席捲する劇場版アニメーション。原作やTV版を未見でも楽しめる構成がありがたい。なぜ孔明をパリピにしようと思いついたのか。作者の方が天才です。

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映画史に輝く大傑作『十二人の怒れる男』をパロディ化した法廷劇。三谷幸喜作品のなかでもいちばん好きかも。無頼のチンピラかと思わせておいて冷静な大逆転の議論を展開する豊川悦司(当時29)の演技も必見です。

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豊川悦司&片岡愛之助でのリメイク第一作。梅安はTV版の緒形拳も渡辺謙も印象的でしたが、コミカルさを排除したハードボイルド路線もたいへん良い。ただし、おせき婆こと高畑淳子が最高すぎて全部持っていきます。

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バカルー・バンザイ、シャイニング、メカゴジラ、チャッキーなどガンダム以外にも魅力が多すぎる本作。特にラスト付近でアイアン・ジャイアントが親指を立てながら溶岩に沈んでいくシーンは涙無しには見られません。

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『続・荒野の用心棒』のコルブッチ監督によるマカロニ・ウエスタン。息を飲む美しい映像とモリコーネの音楽、上映禁止処分が続出した暴力描写、僕らのイデオンやザンボット3を超えるバッドエンド。衝撃の1本です。

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全盲の著者による超高解像度ブックレビュー集。視覚に頼ってさらっと活字を流すだけでは決して得られない、漱石、鴎外、蕪村、サン=テグジュペリ、谷川俊太郎らのさらに豊かな魅力を伝える名著。本好きは読むべし。

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山田風太郎の小説を実写映画化。滝沢馬琴・役所広司&葛飾北斎・内野聖陽、ジジイ2人のイチャイチャの劇間に挿入される八犬伝ダイジェスト。ウォズ、アラン、ウール、カグラギなどニチアサ俳優陣の活躍も見どころ。

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猫派のロビー活動により、すべての犬が虐待・追放される近未来の日本、メガ崎市を舞台に、愛犬家の少年と犬たちの反逆を描くストップモーションアニメ。ここ何年かでいちばん泣きました。もうダメ。犬名作認定です。

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50年代ポップアート風の映像と豪華すぎるキャスト、難解な劇中劇構造が特徴的な米国風刺SFコメディ。マリリン・モンローが憑依したスカーレット・ヨハンソンが印象的。舞台が終わっても世界は続いていくのです。

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「現代に転生した孔明がその知略で歌手をプロデュースする『パリピ孔明』」が面白そうなので予備知識に。しかし周知の天才軍師像は『三国志演義』が盛った創作だとするロマン破壊本。それを言っちゃあ、おしまいよ。

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主人公ケイト・ブランシェット(54)、サポート役ジェイミー・リー・カーティス(65)。熟女無双分野では『怒りのデス・ロード』に並ぶ狂気のSFアクション。原作のFPSゲームを知らなくても充分楽しめます。

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「遂に、新しき詩歌の時は来りぬ。」この序文から漲る絶大な自信。「まだあげ初めし前髪の」や「もしやわれ草にありせば」など溢れる文学的才能とともに、性欲も滾らせてしまったクズ人間。文豪三大外道の一角です。

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