カレル・チャペック「園芸家12カ月」(小松太郎訳)植物を集めはじめたので、あらためて読もうとしたら見当らず買いなおした。ついでに、飯島周訳の方も買ってみた。もともと好きな本だったけれど、毎日植物を眺めてニヤニヤしたりおろおろしたりしている近頃、本書で描写される園藝家の姿は他人事ではなくなってきていて、より面白く感じる。 日本語の文章としては小松訳の方がいきいきしていて愛嬌があって好きだ。註釈も読みものみたいで楽しい。