モヤイ像昨日伊豆諸島新島(にいじま)から、無事戻りました。今日から普通に仕事ですが、休憩時間にちょっと思い出にひたります。モヤイ像は島のあちこちにある石像。イースター島のモアイをモデルにしたもの。新島では、流紋岩の一種で抗火石(こうかせき)という軽く、また彫刻刀等で容易に加工できるという性質を持つ石が産出されます。この石を材料として作られたオブジェが「モヤイ像」です。地元の観光協会理事(当時)でこけし彫り職人の大後友市が考案したもので、新島の「モヤイの丘」など島の各地には多数のモヤイ像が存在します。デザインも、イースター島のモアイ像を真似た形だけではなく、さまざまな形状のものがあるようです。新島は昭和50年代には、盛んに日本各地にモヤイ像を制作して寄贈しました。渋谷駅西口のモヤイ像は1980年(昭和55年)に、新島の東京都移管100年を記念して、新島から渋谷区へ寄贈されたものです。