『西田幾多郎歌集』読みました哲学者として有名であるが、短歌や漢詩も読んでいた。理窟の人かと思っていたが、深い情緒を持っており、思索者ゆえか人生の煩悶に苦しむ人であった。家族の回想記を読むとなんとも人間性のある人であろう。彼の性格に共感するところもある。高名な哲学者であろうと一人の人間であった。