ルームにご参加下さった皆様ありがとうございました。【予告】次回は9月4日（水）19：30～「ちゃんと自分を労うと起きる変化」今回は「補完代替医療」についてお伝えしました〇補完代替医療（Complementary and Alternative Medicine：CAM）とは【通常医療】…近代西洋医学を用いた医療【補完代替医療】・補完：complementary・代替：alternative〇アメリカのCAM1960年代のアメリカ・既存の価値観や制度に対する社会変革運動が高まる（カウンター・カルチャーや公民権運動など）・マイノリティが社会的に発信・大量生産・大量消費など効率主義や合理主義、物質主義に批判的な姿勢を見せる市民たちが、既存のものに代わる何か（alternative）を模索→ 医療分野でも薬や手術中心の医療に取って代わる治療法を求めた。自然治癒力を高め、全人的な健康を志向・東洋的なものに対する関心が高まる・生活習慣病や心の病の増加、高齢化、医療機器の開発研究などにより医療費の高騰・政府も医療費の抑制策として安い設備投資とそれに見合う効果がある可能性↓CAM人気up1992年：国立衛生研究所内初のCAMの研究所として、代替医療研究局（Office of Alternative Medicine：OAM）が設立：CAMの有効性と安全性を明らかにすることが目的1999年：OAMが国立補完代替医療センター（National Center on Complementary and Alternative Medicine：NCCAM）へ格上げ2014年：国立補完統合保健センター（既出：NCCIH）に変更…代替（alternative）医療という発想を払拭するため以降：通常医療の代わりに代替医療が使用されている例はほとんどなく、多くは通常医療と共に利用されており、通常医療と補完医療を併用して健康を目指す「統合医療（integrative medicine）」 という概念が強調、またCAMの使用による様々な症状の予防・管理や緩和が重視されるように→コメントに続く
