個展・菊池睦子の世界-琵琶湖に生かされて-臈纈染めの作品展ということで興味があり、午後休だったので観てきました。※撮影、SNS投稿可私が持ってる臈纈染め(風)の浴衣の模様のイメージしかなかったので、こんなにパキッとした線で表現もできるのか…!と驚きでした。琵琶湖に自生する葦(ヨシ)の作品も多く、鋭く真っ直ぐに伸びていた縦長の葉が、萎れて枯れてそこに雪が降り積もった絵が諸行無常を表しているようで好きでした。(作品群の説明もなんともまた素敵でした)ホオズキも、菊池さんの心を捉え度々作品の題材になった植物のようです。枯れた袋の繊細な線の中に橙や黄色のまあるい実のコントラストが素敵でした。鬼灯と書くように、その妖しさに心を捉えられたようです。