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トークテーマ、ジム・キャリー。

私が子供の頃、よくマスクシリーズを見ていた気がします。吹き替えの山寺宏一さんもさることながら、ジム・キャリーの多彩な表現に笑った記憶があります。

個人的にジム・キャリーが好き。
病気の母を笑わせるために努力したり、母亡き後も、笑いを届け、コメディだけではなく、演技力としてもズバ抜けている。
そしてとても謙虚なのが、好印象です。
自分がコメディばかり出るから、子供が学校で虐められる、なら、仕事を辞める。自閉症の子供に理解がある。とても良い俳優です。

ジム・キャリーさんの生い立ちは、悲惨、悲劇な内容なんです。
母がうつ病で、母を笑わせるために、毎日鏡を見て変顔の練習をしたり、モノマネをしたり、ジョークを練習したり、学校で変人扱いされてても、自分の″笑い″への情熱は捨てずに生活しますが、母が亡くなり、兄弟からは見捨てられみたいな人生だったと思います。(私調べ)

聖人、キアヌ・リーブスが有名ですが、自分に悲惨な出来事があっても笑いを届ける演技ができる点においてはジム・キャリーに軍配が上がると私は思います。

そんな彼でも、一時期、映画界から消えた時があります。
役に入りすぎて…というのは、海外ではよく聞きますが、ジム・キャリーは役に入りすぎて、自分を見失い、紙袋を被って生活、カメラが回ってない場所でも演技をし続ける、結果、精神病院通いになり、活動を休止し、映画界から離れることになります。

なんというか、こう、役者の背景を知った上で、マスクやケーブルガイを見ると、少し違った印象になりませんか？

私は、字幕で映画を楽しみ、気になった役者について調べ、また映画を見て、吹き替えも見てと、一度で3度美味しい映画の見方を推奨しています。

Q.一度に、同じ映画3回見るの？？
A.違います。
1回目、字幕で見て。半年後ぐらいに、また見ます。さらに半年後に吹き替え版を見ます。
忘れた頃の方が、楽しめますから。