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えい

すーざん

リアルな世界
動く死体。ブームですね。
元々は生き返った人のことみたいですが、それだとAED使った人は皆ゾンビ。
発想は面白いが、色々と無理があり過ぎる。
死んだということは心臓が停止したということ。
必然的に脳への酸素の供給が絶たれ、全身への酸素供給も絶たれる。
ここから先は微生物や細菌が分解するだけ。
体を動かすための筋肉や神経が分解され、脳も分解される。脳は考えるだけでなく、筋肉に指令を出したり、視覚情報を処理するが、ここも機能しない。
この状態で人を襲うのはちょっと…。
「動く」と「見る」と「判断する」は襲うための必須条件だ。
なので、少なくとも破損部分の修復と、その後の状態維持のための心臓と脳を代替する何かが必須。勿論、その為のエネルギーも必要だ。ウィルスとかってレベルではなくもっと大きくて複雑な機構が必要。
因みにこれらをクリアできたとすると見た目は健康な普通の人になってしまうのだが…。
タイヤもエンジンもガソリンもなく、ドライバーもいない車がF1グランプリて優勝するってレベルの話で全く物語に入っていけない。
皆の妄想力が凄い。もう完全にファンタジーだ…。
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