『トラウマ・ガール 現実と妄想の狭間』過去のトラウマで家の外に出ることができなくなり、今は映画館が入った建物の2階に閉じこもりながら、画家としての活動を続ける孤独なアーティスト・ドゥルセ。そんな彼女のもとへ、いつものようにエージェントから画材道具一式が送られてくるが…。絵画は心の鏡でもある。想像したものや感情を描くこともあれば、描いたものを見て自分の心を知ることもある。主人公ドゥルセもきっとそうやって自分を確かめているのだろう。彼女はトラウマのため家の外には出られず、孤独な毎日を送っている。他人が怖いからといって接点を無くすと自分が何者なのかわからなくなってくる。だから絵を描くのだ。そしてドゥルセは絵に描いた人物と会話するうちに現実との境界がわからなくなってゆく。これはそんなに面白い映画ではない。絵を描くシーンが長くて退屈だし、何でそうなるのか理解できないところもある。でも僕には同じような生活を送った時期があるのでつい共感してしまった。#映画 #映画鑑賞 #UNEXT #トラウマガール