#僕の好きな映画僕の彼女を紹介しますクァク・ジェヨン監督出演者チョン・ジヒョンチャン・ヒョク街角でひったくりが発生。居合わせた婦警のヨ・ギョンジンは走り去る男を猛然と追いかけ、鮮やかに取り押さえる。しかしこの男性コ・ミョンウは、実際には犯人を追いかけていた善意の市民で、女子高で教師をしているまじめな青年だった。後日、ミョンウは生徒の非行防止のため相談に訪れた交番で再びギョンジンと遭遇してしまう。2001年の韓国映画『猟奇的な彼女』と同じ監督・主演の作品であること、また一部の場面や設定に類似が見られる。例えばこの映画はチョン・ジヒョン演じるギョンジンが駅で男性に出逢うところで終わっているが、その男性を演じたのは『猟奇的な彼女』でチョン・ジヒョンの相手役を演じたチャ・テヒョンである。また、その『猟奇的な彼女』の冒頭にも恋人を失った女性(チョン・ジヒョン)を男性(チャ・テヒョン)が駅で助ける場面がある。日本で韓国映画記録を塗り替えられたのは『猟奇的な彼女』の人気と、それに続く作品としての期待度の高さであったと言える。主題歌はボブ・ディラン「天国への扉」をYoume(朝鮮語版)が歌った。挿入歌として使われたX JAPANの「Tears」は1993年に発表されたもので、その歌詞からイメージを膨らませて監督・脚本のクァク・ジェヨンが主人公のチョン・ジヒョンのために作ったとされている。ちなみに韓国でもX JAPANは熱烈なファンを獲得しており、監督自身も大ファンであることから、韓国映画史上初の日本語での挿入歌となる異例の決定であった