『チルドレン・オブ・ザ・コーン』舞台はネブラスカ州の小さな田舎町ガトリン。ある日、少年アイザックにトウモロコシの神が舞い降りる。教祖となった少年は町の子供たちを洗脳し、カルト集団を形成する。大人狩りによって子供が支配する町となったガトリンに、ある日カップルが迷いこむ。アイザックの不気味さ、その一言に尽きる。聖職者のような装いと邪悪な表情や声にはギャップがあり、キャラとしてかなりインパクトがある。この作品をまともなカルトホラーにするための引き締め役にもなっている。内容的にはミッドサマーやグリーンインフェルノに通じるものがある。設定はいい感じ。でもトウモロコシの神の“畝の後ろを歩く者”という呼び名には少し戸惑ってしまった。怖くもないしイメージも湧かない。また18歳にもなると体格的には大人と変わらないため、年齢の上限をもう少し低くした方がより恐ろしさが増す気がする。製作から40周年を迎え、満を辞して日本での劇場初公開となった。続編や関連作品を楽しむためにも観ておきたい作品。とりあえず続編が楽しみ。#映画 #映画鑑賞 #映画館 #チルドレンオブザコーン #カルトホラー