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momo@若っソン

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鳥みっけ
#1日ログ #生き物 #鳥 #今日の1枚
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momo@若っソン

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かーらーすー
#1日ログ #写真 #今日の一枚 #生き物 #鳥
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キョロ作

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#サイレントアース
#読了
ものすごく良いこと&大事なことが書かれているメッセージ性の強い本。
著者は昆虫、特にマルハナバチを専門とする生物学者。
著者によると、年々マルハナバチを含む昆虫が減少傾向にあるとのこと。虫が苦手な人のほうが多いと思うので、一見、いいことじゃん!と思うかもしれないが、昆虫がいなくなると、花や作物が受粉できなくなるし、その虫を食べる生き物(鳥類や哺乳類)も死に絶えていく。その結果、この地球は緩やかに滅びていく。ということが淡々と語られている。
特に最悪の未来を想定して書かれた章では、恐ろしいほど荒廃した世界になっていた。
ではなぜ虫が減っているのかというと、全ての原因が解明されているわけではないが、農薬や肥料、森林伐採などが大きな原因とされている。
特に本書では農薬について触れられており、農薬を作る会社は儲けるために、不要な農薬ですら過剰に農家に売り込んでいるという実態もあるみたい。(ビジネスなので仕方ない部分はあると思う。)
しかも、農薬は地面に染み込み、川に流れ出す。実際に川から農薬の成分が検出されており、水道局はこの農薬の成分を取り除くために莫大なお金を使っているとのこと。
このせいで、本来駆除したかった害虫だけでなく、土の中の益虫や川にいる虫たちも常に毒にさらされており、個体数を減らしている。

著者がこの本の中で熱く伝えてくれていることはもっと虫が増えるよう、自然を保護したエリアを増やし、農薬を使わないようにしよう、ということ。
農薬を使わないとなると、農家が困るじゃないか!と思われるかもしれないが、そこにも打開策が提案されていて、害虫を食べてくれる虫を増やすことで、対処しようといったことが書かれている。

確かに個人的にも、子どもの頃より虫を見る機会が減ったなぁと本書を読んでいて思った。
自然豊かで美しい地球を未来の子どもたちに受け継ぐためにも、改めて環境問題を意識し、保護する必要があるなぁと再認識した。
とっつきにくい本かもしれないが、非常に有益なことが書かれていて、是非とも読んで欲しい一冊。
まずはあなたのマインドを変えるところから。環境を意識する人が1人、また1人、と増えていくことで、未来の地球は変わるはず。
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Y-D-K

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カフェでのんびりする時、何をするのが好き?本読む?それとも人間観察?カフェでのんびりする時、何をするのが好き?本読む?それとも人間観察?
人間観察や、近くの生き物(鳥とか)の観察
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