中山七里「総理にされた男」読了。冴えない劇団員の主人公。現職総理大臣にそっくりで,劇団の前説でモノマネを行いそこそこの人気。その人気は模写であり実力が伴わないことにモヤモヤしてるところ,ある日拉致される。連れて行かれたのは首相官邸で官房長官から信じられない提案を受ける話。物語は政治素人の主人公の考えを借りてこの国の政治に喝を入れる。#かつどん雑記 #GRAVITY読書部