私にとって男とは敵。敵対するもの、手懐けて従わせるもの、利用するもの。わかりあうことは出来ないもの。だから貢いでもらうように仕向けることも多かった。そうしながらも私は吹っ切れなかったし、そこに常に気遣いと遠慮と罪悪感を感じてた。当時お金に余裕がなかったのも大きかったけどね。自分の価値をそこに見出したかったのもあるんだろう。でも今はそうじゃない。お金に余裕が出来たのは大きいけど、信頼できる友達が数人いて、対等に接したいと思う。そこにお金を関与させて意味のない気遣い気疲れや遠慮、罪悪感を感じたくない。私のこのままがいいと、大切だと言ってくれる人たちなんだから。私は男を敵とみなすことから卒業したい。本当は信用できる人がほしいと心から願ってる。そんなこと本当は随分前から気づいてた。そのためには私が変わらなきゃいけない。