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赤田
年末なので2024年の読書を振り返る(2024年より前に発売された本も含む)。
■小説
💯逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
文庫化を待って読了。独ソ戦の少女スナイパーをリアリティ高く描く作品。500ページ近くあるがページを捲るのが勿体ないほど面白かった。今年のMVB(most valuable book、造語)です。
遠藤周作『沈黙』
五島を訪れる機会があったので読む。宗教に対する根源的な問いを宣教師の立場からぶつける圧倒的読書感。さすが名作。
宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』
メッチャ売れてるので手に取る。描写のクセがなくサクッと楽しめた。続刊読まなきゃな。
■転職本
北野唯我『転職の思考法』
村上臣『転職2.0』
転職にあたり書籍を読み漁った中で特に参考になった2冊。いずれも仕事の選び方や転職に向かうマインドセットに役立つので転活(転職活動)初期に読むとよき。
北野貴大『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢』
ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』
キャリアブレイクという考えを知っておくことで退職転職に伴う職歴の空白不安は消えた(結局空白はなかったけど)。ひらめさんの転職エッセイは「転職かつ面接をしまくることですらすら喋れるようになる」ということを知れたのが良かった。
■ビジネス書
三村真宗『みんなのフィードバック大全』
評価する側もされる側も読んだ方がいい。心理的安全性の体現ってトッププルがやっぱり大事なんだと思わされた。
■エッセイ
前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』
遅ればせながら。バッタに興味なくてもシンプルに読み物として面白かった。
服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』
こんな面白い本が中公新書にあったのか…
柴崎友香『あらゆることは今起こる』
もともと小説家のエッセイが好きなのだけど、ADHD作家の生活が解像度高く著されていて示唆に富んでいる。
振り返りは以上!
今年は130冊ほど読んだけど、特に小説の読書体験が良かった年だった。それにしても成瀬の勢いはすごかったなあ。
#GRAVITY読書部
#読書

H
服部正平東大名誉教授によると、日本人の腸内細菌はオーストリア人、フランス人、スウェーデン人のと似てるそう。
腸内環境が似てるなら、いろいろ相性がいいのかも[ほほえむ]

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