同じ無理数は無理数でも、円周率とネイピア数ってどこか全く異なる実数のような気するんだよね。根拠のない直観的な感想だけどさ。有理数じゃないってのは確かに同類なんだけど、言ってしまえばそれだけしか共通点がないというか、まあそんな感じ。つまりさ、生き物を人間か動物の二つに分けるみたいに、実数を有理数と無理数に分けてるよね。それってひどく人間主義的、いや有理数主義的みたいじゃん。例えばさ、チンパンジーは人間とクジラのどちらにより近いですか?って聞かれたら、そんなの間違いなく、人間に近いですって答えるだろ。おんなじようにさ、もしかすると円周率はネイピア数よりも実数に近い存在かもしれないってことだよ。無理数って集合の要素にはあんまりも広がるが大き過ぎるように感じるよね。まぁそもそも数学に対して直感で議論してる僕が悪いんだけどさ。