「朝礼・朝会のある会社はまだ約半数 「JTC」が絶滅しない背景」某媒体の記事。ハンコ、(毎朝の)朝礼、酒席での上司の武勇伝聴講…確かにJTC、斜に構えて換言すれば「旧態然とした昭和体質企業」ではあるが、そもそも、平成の時代にこれらを「昭和の悪習」と捉えて批判していた人達は居ただろうか?2020年代("令和"と呼ぶ事自体が個人的には古臭く感じるので使わない)になってようやく昭和礼賛に疑問を投げかける気風が醸成され始めたが、そもそも平成時代には「飲みニケーション」なるお寒い文化が若手との最後にして最良の架け橋かのような触れ回りだってあった。自分は平成後期に就活をしていたが、「会社での飲みによる交流」があることが「この会社は成果主義一辺倒のハードな会社じゃないんだ、なら居心地が良さそう」がステータスの一つとしてあったのは間違いない。そういう風潮はあった。それを「昭和の悪習」と片付けるのは些か暴論ではないか…………と、人生の大半が平成の人間がぶつぶつと。