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HERO
哲学書というとっつき難い本だけど読んでみると以外に分かりやすかった
映画ファイトクラブやダニの話などもその要因かも
多くの人が感じた事があるであろう「なんか退屈だ」を深く考えた事がなかった
人として退屈は逃れられない
間違えると退屈から逃れる代償として考えられる対象を見失い何かの奴隷になってしまう
この「とりさらわれ」を待ち構えられるよう楽しみ、思考する能力を訓練する
訓練は難しいものではなくパンを食べるだけでなくバラも求めるようなもの
人の人生はバラで飾られていなければならない
その為に「物」を「浪費」して満足するという贅沢を楽しむようにする
「浪費」と「消費」は全く違う
「浪費」は「物」を得るので限度があり「消費」は「物」を得ないから限度がない
まさに現代は「消費」だらけ
与えられた「観念(情報)」を消費するだけで決して「物」を得る事はない
例えばあの店が美味しいと言われれば、食べに行くのではなく、あの店行ったよと言う為に行くようなもの
求めれば求めるほど満足出来ない切りのない「消費」はしないようにする
今まで「消費」ばかりしてた自分に改めて気付く事が出来た
もう一度見直し「消費」を捨て「浪費」する事で贅沢し楽しんで行こうと思う
評価4.8/5.0
#暇と退屈の倫理学


神崎
どんなに身構えても、その瞬間をどんな心境で迎えるかなんてわからないし
それに備える余裕を丁度その時に持ち合わせているかなんて事もわからない
そのようにして、後になってから改めて気付く事がたくさんある
きっかけやタイミングは大事なのかもしれない
でもそれを逃しがちな僕は、後に気付く大切な事を受け入れる素直だけは逃したくない
だから、ありがとう

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