Novelette.コロセウム──古代ローマでは庶民の娯楽として、キリスト教徒をライオンに投げ与えていたという。その昔──中国の皇帝は不老不死を切望し、仙人の肉さえ食らったのだという。信教が宗教から自由と命を奪い権力は腐敗と圧政を抑圧が反抗を武力が軍拡をそして力無き者達には絶望を与えた階級対立が人々を革命へと導いて社会・共産・民主主義を誕生させ帝国主義をも生み出し軍事経済の負担を国民に強要して戦時賠償請求が民族主義を誕生させた欧米列強の植民地支配がソ連の拡張主義を米の全体主義は三国同盟を誕生させ「力こそ正義」であるという幻想を支持し世界は「核」に驚愕し「力の論理」がテロを生み出した言論が言論を弾圧し表現が言論から自由を言論が表現から自由を奪い去って「数の原理」が再び抑圧と反抗を生み強者の論理が倫理を失って暴走を始める「正しい」のか「正しくない」のかは数で決まるものでもあるまいに、数で決しようとするのが今の議会制民主主義なのである。自分勝手でさえ自由と呼び、我儘でさえ権利だと主張する者達が堂々と街を闊歩して、自らを顧みようともせずに他人を責める浮世。変えるべきは憲法ではなく、人々の意識と認識であろうと──独りゴチてみる。随分と前に回転木馬がノートに記したものです。あくまでも学歴も社会的地位も何も無い個人の見解なので、批判的な意見もあるかとも思いますがどうか広い心で許してやって下さい。