そんなには怖くないかも知れませんが…小学生時代に体験していた話です。日記から抜粋&清書したものになります。田舎あるある…お盆になると親戚一同が集まり騒ぐ夏の特大イベント。我が家も例に漏れず、親戚、従兄妹、再従兄弟が集まり古い大きな日本家屋は騒がしくなる。そして、おやつの時間もみんな貰うと思い思いの場所や親戚と一緒に食べてると…従兄1「僕のおやつない!」祖母「人数分持ってきたぞ?おめら二つ食ったが?」私「そこまで食い意地張ってないやい」従姉1「同じく!」弟「俺、屋根の上で自分の分食ってたから知らね」祖母「おがしいな?あと、おめは屋根の上で食うな、落ちるべ」弟「落ちね!!」しっかり揃えられていたはずのお菓子が足りなくなったり。私「あれ?」従妹「どしたの?」私「ぬいぐるみがない」従妹「あれ?ほんとだ…」置かれていたはずのおもちゃがなくなったり。そして迎え火と共にする夜の風物詩、花火をやっていると…私「……」従弟「……」弟「……」宙に浮かんだ状態で花火が火花をふいている。そう、それだけならば普通である。その花火を持っている手から繋がる身体が見えないなんてことなければ。宙に浮く花火と手首オンリーを見てしまった一同はゆっくりと手に握っていた花火をバケツに突っ込んで…全員「「「あ"ーーーーー!!!」」」走り出すと、何故だか足音も人数より増えていてもうどうしようもない。さらにパニックになって庭の中を現代的に言えばパルクールよろしく駆け回り逃げ廻り大人にゲンコツを落とされて終わる理不尽…夜は従兄妹や再従兄弟達は、帰っていくので、お盆の期間は昼夜問わず怪奇現象vs寝れない私と弟の戦いになる。そして、お盆が終わる日…私「ヌイグルミアッター」弟「菓子ノ外袋アッター」仏壇の脇に積まれたお盆期間中になくなっていたおもちゃやお菓子の残骸が残っていた。小学生の頃は毎年泣きました…#私の奇捧録 #怖い話