人気

チェルシー(偉)
岐路だから考えなくてはならないけど
だって今までの数年間が報われないじゃないか、
なかば復讐のようにやってきたんじゃないか、
そう気づきかけてるから
もしかしたら
好きでもないものに高値をつけなきゃ
「好き」を折られてからの私の歳月が
報われないから…って
やってきたのかも、しれないなぁ
#うさんくさいは承知のうえで

☆
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
続き📖
同時に収録されている「十二月の窓辺」は、端的に書けば上司から主人公(ツガワ)がひたすらとんでもないパワハラを受ける話。
津村さんの実体験を元に書かれている。えぐすぎる…!
津村さんがお話されてた実体験と、ほぼ同じエピソードがストーリーに出ていて驚いた。もはや小説より日記です。。
これを書くことで、津村さんはその女性係長と本当の意味で決別したかったのではないか。
作品として受けた数々のパワハラを世に出すこと。津村さんの真意は別として、最大の復讐のように感じた。
はよ辞めな!?ってひたすら思うんですが、今とは時代が違うのもあるし、先述した通り私も別の理由であれ辞められなかったから、洗脳状態になってしまうと辞められないものなんだろうな😢
それにしても、ツガワも仲の良い別の部署の人に愚痴ばかり言っていて、私なら顔を合わせるたびに愚痴ってこられるの嫌や笑
苦しさを経験して分かっているはずなのに、苦しむ人に「がんばってください」と言うのも、一番言ったらあかんやつ…
津村さんはきっと頑張ることが好きな人なんだろうなあ。とにもかくにも働くべきという風に過去のエッセイで書かれていたし、感覚の違いを感じたのであった笑
タイトルにも繋がる、自分の会社の窓から隣のビルの会社の中を眺めるシーン。
「サキの忘れ物」の短編の中でも出てきたので、津村さん自身がやっていたんだろうか。
それを読んでいてふと思い出したんだ。
昔、朝の通勤電車で通り過ぎていくマンションを毎日眺めていた。
洗濯物が干されていたり、カーテンが見える。知らない人たちがそこで生きている。
当たり前だけど、不思議な感覚。
私の人生って何だろう。
毎朝マンションの窓を眺めていたのが(今思えば申し訳ないww)、ある時から屋上を見てしまうようになった。
マンションだけじゃなく、電車の窓から建物が目に入るたび、屋上に目が行く。
何の罪悪感もなく、違和感もなく、当たり前のように想像した。飛びたいなぁと。
そこまでいっても仕事を辞められなかった。
今の私は、通勤電車で本を読んでいる。
そのマンションにも屋上にも興味はなくなって、読んでいる本の世界を想像している。
昔よりも私は私を、生きているよ[穏やか]
関連検索ワード
おすすめのクリエーター