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ガラムマサラ
The Holdovers。
この映画を一般的に名作か駄作かとみると、多くの方が駄作と答えるのでは?と思われる作品。
ではなぜか?
っていっちゃうと、
見せ場がない。
映画に華がない。
演者さんに於いても、華があるとは言えない。
等々ある映画だから。
だけど私にはどハマりな映画でした。
主演のP·ジアマッティがたまらない。
初見は交渉人だったなぁ。
そこから考えるとめちゃめちゃ年取ったなぁ。
どうも私はこの役者さんに自分を投影してしまう。SIDEWAYなんかもやばかった。
監督A·ペイン。
なんでこんな映画撮れんだろ。
ホントに撮る景色が大好きなんです。
悠久の中にぽつんと置かれる感覚なのかなぁ。
で、ホントに人をバカにしているシニカルさ。
堪らなく好きです。
で、そこにななめから突き刺す人間味というか、感情。
もう、内容は説明できません。
内容って本当にないんです。
大きな社会問題に突き刺すとか、アクションシーンがあったりとか、そういうの一切ないんです。
だから最初にいった華がないってのがそれになります。
でも人間味は溢れたおしてます。
私には本当に名作でした。







ガラムマサラ
枯れ葉
監督
A·カウリスマキ
出演
アルマ・ポウスティ
ユッシ・バタネン
ヤンネ・フーティアイネン
ここ近年で1番観たかった作品。
ホントに観たかったのでAmazon Primeでレンタルしました💦
私の好きな監督の一人です。
多分「ホントにコレにお金払うの?」
と思われてしまうほど、盛り上がりのない映画です。
ご存知の方の方が多いと思いますが、
A·カウリスマキはフィンランド映画界の巨匠。
フィンランドの労働者階級の映画を撮ることで有名。
K·ローチもイギリスの労働者階級の映画を撮ることで有名ですが、アキとは大分切り口が違うので、私はアキの方が好きです。
この作品は従来のアキ作品とはちょっと違うのかなぁと感じました。
従来だともう少しシュールで、もうちょっと作の速度というか、スピードというか、テンポというのに、緩急があるのかな?
と思うのですが、この作品に関してはそういった速度的なものはなく、全体的にまったり、のっぺり進む作品でした。
この映画内容はアル中のホラッパと充実感なく、惰性で日々を過ごす女性アンサとの恋物語。
ホントに見どころないんです。
ただ、アンサ役のアルマ・ポウスティの演技が私には秀逸だと思いました。
ホラッパと出会い、ほぼ無表情であった彼女がホラッパから電話を待つ表情。
彼と出会う為に街を歩く時の表情等、だんだんと艶っぽく変化していく様がホントにこの中年オヤジの私にもドキドキしました💦
ホントに何もない映画。
ただ、好きな人を思うって事を幸せに感じられる映画ではないのかなぁ?と偉そうに思ってしまいました。
後サントラもヤバイです。
いやぁ、中年オヤジにこんな事言われてもね💦
ゴメンなさいm(__)m
でもドキドキ出来る良い映画でした。









ガラムマサラ
Wild at Heart
これぞ絶対元日なんぞに観る映画じゃない。
完全に壊れてます。
監督D·リンチ
出演
N·ケイジ
L·ダーン
W·デフォー
D·ラッド
H·D·スタントン
出演
あらすじは…
恋人ルーラと一緒にいたところ、因縁をつけてきた男を殺害したセイラ―は、刑務所に送られる。数年後、保釈になったセイラ―は再会したルーラと共にカリフォルニアへ旅立つ。だが、娘に執着するルーラの母マリエッタは、2人に追っ手を差し向けてくる…。
まぁ、いわゆるロードムービーです。
申し訳ありませんが、この手のロードムービーには大概内容なんて無いってのが王道と思われます。 笑
この映画もしかり。
愛する人と逃避行。
う〜ん、ありがちです。
が、さすがD·リンチ。
ただのロードムービーじゃなかった 笑
ホントに訳わかんね〜 笑
Powerしか無いです。
ただ、他のリンチ作品に比べるとめちゃめちゃ観やすかったです。
N·ケイジとL·ダーンめちゃめちゃ若い。
L·ダーンがめちゃめちゃスタイル良いし、リンチ風に出来上がってました 笑
N·ケイジはもうこの時に、出来上がってますね。 笑
W·デフォー この人何やってんだ。
ホントに半端ない。
今でこそ重量感ある役が多く感じますけど、私のなかではコレこそがW·デフォーですね。
H·D·スタントンにコレほど台詞があって、キスシーンなんかするんだと、ビックリした 笑
まぁ、とにかくぶっ飛んでるんですけど、サントラが特にやばい。
リンチ作品というと独特なサントラというイメージですけど、この映画はRock!です。
ホントに格好良い。
踊り狂うN·ケイジがN·ケイジでした。
1990年パルムドール受賞作品。
新年早々初笑いさせて貰った映画でした。







ガラムマサラ
Beautiful Boy
一言でいうと、年末年始に観るべき映画ではないなぁ。
というのが正直な感想。
実話ベースの映画。
8年間に於ける薬物依存症と闘う青年と、それに向き合い支える家族の話。
これも第1弾と同じく、見どころのない映画になるのかな?
そしてこれも駄作と多くの人が思う分類の映画じゃないかと思います。
内容はというと、
成績優秀、家族思いの好青年のニック。
そのニックが家族から常に好青年として求められているニック像への反動からドラッグに溺れていくって内容の映画。
でも凄いね米国。
親子でドラッグするシーンとか、薬物界最悪といわれているクリスタル·メスにハマっていく息子が、どんなドラッグにハマっているのかを知るために体験する親父のシーン。
そして自分のドラッグ体験を子供に語る親父。
邦画じゃ考えられないね。
この美少年T·シャメルがホントに痛々しかった。
薬物依存症になり、何度も繰り返す様がホントに痛々しい。
彼の「僕を嫌いにならないで」って台詞が全てを物語っているのかなぁ。
父親役にS·カレル。
元々はコメディ俳優。
最近はこっち方面に路線変更していってるみたい。
コメディ俳優の方々の演技の幅は個人的には凄いと私は思っているのですが、このは人はちょっとなぁ…ってのが私の感想です。
この映画でも、もう少し切迫感や、絶望感、家族愛というのを出せる俳優の方が良かったのかなぁと、個人的には思います。
そうするとより支える家族愛ってのに感情移入できたかも。
相互であるべきが、私にはティモシーの痛々しさが前面に押し出されているだけに感じてしまいました。
ちょっとそれが残念。
にしても公開当時から観たかったこの映画を観れたのは良かった。






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