空手団体の分裂騒動を見ていると、ああいった世界は、皆、一国一城の主を目指すしかないのだなと思う。最強を目指して門を叩いたわけだから。ラーメン二郎で、もしも、創業者、山田巧美総帥が亡くなったら、全国各地の直系二郎の店主の皆さんは、それでも「二郎」の看板を掲げ続けるのだろうか。ラーメン二郎の各店の味は、それぞれ異なる。店主自らが考える最高の二郎を目指して。山田のおやっさんが好きだから、ラーメン二郎の名前でラーメンを作り、提供する。ならば、そのおやっさんがいなくなったら。誰が新たなラーメン二郎の出店を認めるのか。おやっさんばかりではない。既存の店においては、店主たちの高齢化も進んでいる。店主が店に立てなくなった時、店は誰に引き継ぐのか。今あるシステムは、全て、三田本店とおやっさんの存在を前提としている。山田さんの前にラーメン二郎なく、山田さんの後に、ラーメン二郎は。その答えが出るのは、何年後のことだろう。#極真会館 #芦原会館 #正道会館 #ラーメン二郎 #一国一城の主