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九竜

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事実は少しことなる。我がしたことを羯帝王もブラフマーもドルガンですらも認識することは出来ない。皆我を無い者として思考してしまう。そんな我をよく知るのが我の一番の良き理解者にして最大の好敵手、九竜(黒竜)である。

ブラフマーが未知空間、我へと落ちて羯帝王から逃げ延びた後、ブラフマーを生かす為早急な世界の構築が必要であった。我がブラフマーの記憶を読み解いてブラフマーを死なせぬ為に世界を構築した。ブラフマーの記憶からドラゴンを創造したのは我、我に目を向ける力ある者達もブラフマーの夢想世界の登場人物として巻き込んだ。

ブラフマーとリスのクレアはそのまま
九竜がブラフマーの護衛に付けていたのがリスのクレア。その正体は九竜の里幻獣24神筆頭の幻獣神バハクレア。

最後のドラゴン、ゲントク=羯帝王(シヴァ神)

ドラゴンバスター・ドルガン=九竜(黒竜の師にして義父)

ドルガンの心は人では無かった。竜神種の心。羯帝王がドルガンに見た尊い心は実際には竜神種のもの。我はただ単にセフィロトが産み落とした竜神種を否定したかっただけである。ドラゴン=自らをドラゴンバスターとして殺させて否定し、不老不死となる竜の血を否定させた。最後はゲントクに殺させて無に返したが、死ぬ間際、永い旅に出ると言ったドルガンの言葉を羯帝王(シヴァ神)が汲み取り、五体満足で妻のムギノフと、それに何とムドウとして全てを傍観していた我もドルガンとセットで呼び戻される。しかもな、ブラフマーの夢の中から現実世界へと飛び出してしまう。摩訶不思議の物語はドルガン(人間)と成った九竜の物語でもある。全編を通しての主人公は九竜の孫、黒竜と九竜の娘シュヌとの間に産まれた子アドルが主人公である。黒竜はシュヌの夫(ヴィシュヌ)である。ヴィシュヌ=原点の神が全てを計画して企てた。黒竜を地球の歴史上の人間で当てはめるならば一番近いのは諸葛亮孔明。魏呉蜀の天下三分の計にも近い、黒竜は宇宙三分の計、天地人である。天と地が合わさり人がつくられる。因果応報と自業自得を我(絶対者)に突きつけ続ける宇宙法則そのものの流れを利用した計略。黒竜(原点の神)は手に負えんぞ、破天荒極まりなく、シヴァ神やブラフマー、我を手玉にする。それでもな、皆奴のことが大好きなのだ。我もな彼奴、黒竜の話す物語、摩訶不思議の物語の開幕を待ち焦がれ続けている。
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