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ぬばたま
と、いうわけで今度は歩いていてカメラを向けた晴天の景色をば。
柳田國男先生や佐々木喜善先生、水木しげる先生なども歩いたのだなぁと一人散歩しつつ民俗学のメッカである遠野の空気を直に感じ取れてこれ以上のない多幸感なのでした。










ぬばたま
遠野物語の冒頭には
『此書を外国に在る人々に呈す』
と、記されております。
柳田國男先生は外国の方とも交流があり、日本を忘れるなかれという気持ちで書かれたのかもしれません。
当時は遠野の方々からも人が消えたりキノコの毒で一家がいなくなるような話を出版するのは辞めてほしいという声もあったりするほど遠野のリアルを書き記した本は、今やノスタルジックさえ感じる文化遺産となりました。
遠野物語の初出から100年以上経った今、私も冒頭でいう外国の人々になるのだろうなぁと思う次第でございます。
きっと日本中のあらゆる地域に柳田國男先生と佐々木喜善先生が居なかった為に忘れ去られた遠野物語があったのでしょう…
忘れぬように後世に残るようにしていけたらなぁ、などと思ったり。

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