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やぎちゃんぽん🐙

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今回のM-1がM-1であることができたのは、2年連続トップバッターを引き当ててあまりに見事すぎる漫才を叩き出した令和ロマンの次に、自信を持って漫才してくれたヤーレンズのおかげ。あれはデカい。4分間ボケ続け、ツッコミ入れるものと入れないものを選びすらする贅沢な漫才は、実に見事だった。
そこからさらに、オーソドックスにナチュラルにギリギリを攻める真空ジェシカと、コントインで必ずきしょい男と女の2人組となるマユリカの決勝経験先輩組がその背中を見せてくれ、初登場組であるもののラストイヤーのダイタクが盤石の双子無双を見せてくれた。後輩組は初登場組一発目に戦ったダイタクの背中を見て、さらに勇気が湧いただろう。
見るからに異彩を放つ大若手ジョックロックが番組の裏拍を叩き、漫才のPDF化が進むいま、絵本を読み聞かせてくれたバッテリィズが大ハネした。迫り上がり史上最大のウケを取り、審査員に心配されるほどの長尺ツッコミをハメ続けたママタルトが盛り上げ、若手組を「末締めだろ」以降見事な言葉遊びと屁理屈で毎秒無駄のない笑いを提供して真空ジェシカに肉薄した漫才スーパーエリート・エバースが締めた。
そしてトム・ブラウンが死体蹴り漫才で「人を笑わせるなら何をしても良い」と示し、点数による評価など不可能と言わしめた。

こんなキモい投稿するくらいには、今年のM-1は最高だった。
GRAVITY1
GRAVITY6
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