人生2頭目の子牛死産を経験 日記です。初産牛が予定日より2週間早い分娩で、兆候に気付けず意識も向けていなかったため、対応準備が出来ていなかった。今朝牛舎に行ったら、足と鼻先が見えていた為、急いで分娩場所の準備と移動移動完了後、介助をする為に足を引っ張ろうと触るも、片足と頭しか確認できず、異常胎位が判明獣医連絡後、もう片足を前に引っ張ってこないと分娩自体できないため、胎児を奥に押し込みつつ、胎位の修正をしようとするも、胎内の狭さと胎児の大きさも相まって修正できず獣医到着。四苦八苦しながらも胎位修正に成功。あとは引っ張るだけ(この時点で胎児の死亡がほぼ確認できている状況)しかし今度は骨盤の開きがかなり狭い牛だったため、大人男性3人で引っ張っても頭が出てこずチェーンブロックを使い、強力だが確実に引っ張ることに何とか頭も出て上半身は露出。しかし胎児の腰がまた引っ掛かる。チェーンブロックで更に引っ張る。何とか分娩。死産を確認。予定日2週間前とは思えぬ巨大な体。発見から分娩までおよそ4時間。1時間以上は引っ張っていた。子牛の皮膚にヌメリけが無かったため、夜中に破水していたのかも。母牛も立ち上がることが出来ず。安静中。母牛の命が助かったのがせめてもの救い。無事回復することを祈る。予定日より相当早い分娩、初産、巨大児。重なることは多かったが、観察をして、夜中に適切な処置をしていれば違った結果になっていた可能性は高い。また、種の選定にも問題があった可能性もある。こんな事は二度と無いようにする。