人間失格を読みました。中学、高校途中までは成績優秀(?)で勉強できるキャラ、家庭環境の悪化で不登校気味、なんとか大学進学するもほとんど行かず、人間不信気味で1日中ベッドの上にいる自分と重なりすぎてて自分の未来を読んだように思えました。葉蔵とちがうのは実家は金持ちではないこと、酒、薬、男に溺れてはいないことです。お金がないからしょうがない。いちばん恐怖を感じたのは読み終わった後に、「こうならないようにしないと」ではなく「こんな人生も人間らしいといえば人間らしいな」と思ってしまった自分です。あとは心中相手さえ見つかればこわいものなしですね。ここまで順調に『人間失格〜平成・令和編〜』を描いてきた自分の行く末が気になります。ただ、一さいは過ぎて行きます。