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ニベア

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お疲れ様です
※今日はちょっとお固い話なので無理して読まなくても良いです😅

唐突ではありますが皆さん誰でも知っているこの

ムンクの『叫び』

赤く染まった不気味な夕景と、橋の上には耳を両手でふさぐ人。
ちなみにこの人はムンク本人を現しているそうですけど、この表情から作品名の『叫び』を想像するに、ムンクが叫んでいるようには見えないんですよね…

では叫んでいないのだとすると、一体ムンクは何をしているんでしょうか??


彼がこの作品を描いたのは1893年でした。そこから10年経過した1904年前後には、人間関係のこじれもあって被害妄想が強くなり、アルコールも多く飲むようになりました。
そして、幻聴や妄想に苦しんだムンクは、1908年に精神科医のもとで療養生活を送ります。

ムンクの生涯と病気との関係を調べる研究者の間では、「ムンクは30歳頃から統合失調症の先駆症状があり、40歳頃(1900年代)から被害妄想の発展があったのではないか」、という議論がされています。

この【統合失調症】、元々は精神分裂病と呼ばれていたのですが、2002年に差別・偏見を小さくするために日本が世界に先駆けて名称を変更した病名だそうです。

統合失調症の主な症状は以下の症状です
・あるはずのないものが現れる、現実にあり得ないことを事実だと信じ込む「陽性症状」
・感情表現が乏しくなったり、意欲が低下したりする「陰性症状」
・理解、判断などの知的機能が障害される「認知機能障害」

などとつらつら書いてしまったのですが、
実は先日、私の職場のメンバーがこの病気に罹っていたことを知りました。

今思えば、昨年くらいからその兆しはあったそうなのですがあまり表面化されてなく、それが先々月くらいから顕著に見えるようになっていました。
これは鬱なのかと早々に診察を受けるよう促したところ統合失調症だったそうです

世が昭和だったら、「やる気がない、だらしがない、仕事が出来ない」奴と悪いレッテルを貼られ兼ねないこの病気、何よりも一番辛いのは患者本人やご家族ですよね。

薬で適切に治療すればコントロールすることができる病気との事なので、ご家族はもちろん周囲の我々も決して焦らずに、本人が生活が円滑に出来るようありのままに受け入れ支援していきたいと思います😌
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