ダンサー イン Paris 2022年評価79点パリ、オペラ座のバレエ団における最高位「エトワール」を目指すエリーズは、本番中に恋人の浮気を目撃。集中力を失って足をくじき、バレエダンサー生命を絶たれる。失意の中、独創的なコンテンポラリーダンスに出会い、新たな仲間と共に第二の人生を歩む。子どもの頃から血のにじむような努力を重ねて目指した夢が、ちょっとしたアクシデントで断たれてしまう。全ては無意味だったのか?心境を想像するとつらい。バレエダンサーにするべく熱心に送り迎えしてくれた母は早くに他界。あまり関心のない父との確執が描かれ、二児の父である自分は父親目線に立ってしまって終盤にうるっときた。エリーズの第二の人生を一番祝福しているのはお父さんなんだなぁ。それにしてもエリーズがめちゃくちゃモテる。コメディタッチのシーンもあって笑える。悲観せずに踏み出す一歩。未知の世界に飛び込む勇気。それが一番大事。