「The Help」っていう映画を見た。(邦題はあんまり好きじゃないので原題の方で)黒人差別の歴史を扱った映画、昔は好きな映画だったとか感動したとか感想に書いてたけど、事実をベースにした物語をエンタメ消費してただけだったと気付いて、今は教訓として受け止めるようにしている。
スパイク・リー監督の作品とか、映画的なかっこいい演出が多いし簡単にエンタメ消費してしまいそうになるけど、ちょっとジョークめかした雰囲気にしたりエンタメ風にまとめたり、こういう作品を見てあんな時代もあったね、と笑ったりするのは渦中にいた人だけの権利だと個人的には思う。搾取した側が古い時代だったね、と軽く済ませるための免罪符ではないから。