研究してたときも思っとったが、ターゲットとしている遺伝子の機能を本当に示すためには、やっぱり実験を行って実際にその機能を示すしかないわけで、例えばMEGAとか使ってターゲット遺伝子と既知の遺伝子の塩基配列やアミノ酸配列を比較して機能を予想することはできるけど、あくまでもそれは予想でしかないし、誤っていることも多くある。会社でやってる個体数推定とか分布拡大予想とか、森林のシミュレーションとかもそういう感じだと思っている。そういうものが不要だとは思わないけど、ベイズ推定みたいにある程度理論が固められたものならまだしも、その事業でぽっと考えて出したものを結果として報告書に載せるのはどうなんだ?と思う。今すでに分かっていることが全てではないし、自分の頭で考えるのが大事なのはもちろん分かっている。分析の仕事をしろと言われたらするし、実際入社して今までやってきた。だけどなんていうか、、社長のシミュレーションとかへの評価や認識には、あんまり賛同できん。